23/7 トゥエンティ スリー セブンCBT版レビュー!時間を操る異能バトルをシステム化!
時間を操作する現代ファンタジーRPGという本作には、戦闘に面白いシステムが採用されている。プレイヤーキャラがバトル中に無敵になれる時間が、戦闘開始のタイミングから用意されていることがあるのだ。
インビンシブル77という名の無敵時間の間は、どんな攻撃を受けてもノーダメージ。そのため、その無敵時間が残っている間に、MAP内のバトルステージを駆け抜けるという戦略が考えられるわけだ。
▲77秒や30秒と表示されているのがインビンシブル77。その時間は無敵だ
しかし、面白いゲームにはリスクとリターンがつきもの。本作の場合、MAP内のステージが枝分かれしているのだ。かたや、無敵時間を残せてボスに突入できる道、もう片方は遠回りで無敵時間が切れてしまうが、アイテムや経験値が稼げるステージが用意されている道。
▲直接ボスに行くか、アイテムを稼ぐか。デンジャーマークがキラリと光る
リスクを減らしてらくらく勝つか、それとも負けるリスクを承知で稼ぐか。このリスク&リターンが、実にゲーマー魂をくすぐるのだ。
無敵時間が切れてからの戦いが熱い!
そして、開発者インタビューでも開発者の植野さんが語っていたとおり、本作の面白さは無敵時間が切れたところから始まるのだ。
バトル中、フリック操作でシールドを張ることができる。このシールドは非常に強く、シールドが貼られている間は敵の攻撃をすべて遮断するのだ。
▲シールドモードに移行しましたの図。強い(確信)
一方、敵の攻撃はといえば、強力な一撃を繰り出す時、!(ビックリマーク)を露骨に表示する。これから強い攻撃をしますよー、と合図を出してくれるわけだ。それにあわせてシールドを張る!! 単純ながら、逆に単純だからこそ楽しいのだ。
▲ビックリマーク。シールドをはるタイミングがばっちりあうと、異能力が身についた感覚が得られた(当社比)
本作のバトルには、もうひとつ特徴的なシステムが用意されている。一定時間、プレイヤーキャラのみが一方的に攻撃しまくれるバレットタイムだ。無敵時間がはじめから設定させているインビンシブル77と違い、バレットタイムを使うにはバトル中にチャージをする必要がある。
▲エナジー充填チャージモード! と叫びたくなることウケアイ。画面上部中央の黄色ゲージを速くためられる
そこで面白いのが、バトル中は先に述べたシールドモードとチャージモードを切り替えることができること。さらに、シールドやチャージと異なる、攻撃を素早く出し続けるアクセルモード状態へも切り替え可能なのだ。
▲味方だけが倍速になるアクセルモード。倍速行動とか遺伝子に刷り込まれてるレベルでうれしい
敵との相性で3すくみを採用するゲームが多い中(本作にもその要素はある)、俺カコイイ的な攻撃パターンを華麗かつ手軽に切り替えられる本作は実に挑戦的。無敵時間のシステムへの組み込みといい、やりたいことを全部入れました。さらに面白くします! って感じの仕上がりが実にいいんだな!
▲バレットターイム! 攻撃し放題タイム(゚∀゚)キタコレ!!
記事制作時点で本作はCBT段階なので、正式配信ではもっと面白さが磨かれるはず! この冬、熱くて面白いゲームをしたいなら「23/7」に決まり!