RTS『レジェンドオブウォー』の戦術バトルがマジ面白い件!
リアルタイムストラテジー(RTS)の面白さがぎゅぎゅっと詰まった『レジェンドオブウォー』。RTSって難しそうとか思っているかた! レジェンドオブウォーはめっちゃお手軽! 超楽しいんです!
今回は、初めからレジェンドオブウォーをプレイして、その感想をプレイレポートとしてお送りします。
ちっこいキャラがちまちまわらわら動きまくり!
ゲーム開始後にすぐ登場する、案内役の妖精マチルダの話を聞きつつゲームを進めていくことにします。
▲なにげに多彩なポーズを取ってくれるマチルダ。かわいい。
施設をひととおり建てたところで、いよいよお待ちかねのバトル! レジェンドオブウォーは部隊同士が戦場でぶつかりあいながら戦闘していくのですが、その部隊は数多くの兵士で構成されているんですね。しかも、その兵士たちが画面上にちゃんと表示され、彼らがリアルタイムにいい意味でちまちまと動く!
▲互いに部隊が整列してからの~!
▲ちまちま兵士たちの壮絶なぶつかり合い! 操作は簡単、部隊の進みたい方向を指でなぞるか、全軍突撃のボタンをタップするだけ。
このちまちま感がすごくわくわくするんですよ。アリがあくせくと働いているのを見てると飽きないみたいなもので、兵士ひとりひとりがちゃんと武器をもって戦うのが実にいい。長槍をふるったりとか、弓を放ってくれたりとか、それが目の前でちゃんと繰り広げられるんですよ。
兵士がただの戦闘力を表すだけの数字ではなく、ちゃんと軍勢として動いてくれるのが楽しいのです。
▲砦を攻める戦いなんかもあったりして楽しい。
大量の兵士で編成されている部隊をリアルタイムに指揮する楽しさ!
兵士たちがちまちまわらわら動いているのは気持ちいいんですが、レジェンドオブウォーの気持ちよさはそれだけではなくて、古代ローマ帝国の将軍になった感じというか、生身の兵士の大軍を率いて指揮してる感覚が得られるんですよ。大軍を上空から見ている視点も、その感覚を大いに強めてくれるのです。
▲古代ローマ帝国のロマンを感じさせてくれる(?)巨大投石器。
▲部隊を率いるお姉さんエルフ。どう見てもカッコいいのが最高だ。
今、ここで、自分が指示を出し、数多くの兵士たちが一糸乱れずに動いてくれる。それをスマホで、手軽に、しかもリアルタイムにできてしまうんですよ。レジェンドオブウォー、なんて恐ろしい子! もちろん褒め言葉ですが、レジェンドオブウォーが真に優れているのはそれだけではありません。
大軍同士がただ単にぶつかり合うだけでなく、ストラテジー(戦略)の部分が非常によく考えられていて、面白くできているのです。
それを味わえるのが、ゲームをはじめてからほどなくして訪れることになる"仕組まれた攻防"です。
このレジェンドオブウォーには、マップごとにサブタイトル的な名前が付けられているんですね。そのサブタイトルは、マップにいる敵がどういう風に動いてくるか、どういう戦略を取ってくるかを表していることが多いように見えるんです。
▲ひとつひとつのマップタイトルが実にいい感じ。そういうネーミングからして、レジェンドオブウォーの優れたセンスがわかろうというものですが、"仕組まれた攻防"ってのは文字どおり仕組まれているんです。というのも、部隊を初期位置で戦わせると、敵部隊がいい動きをしてきて、自部隊の強さがデフォルト状態なら十中八九負けるんですよ。
▲画面中央の上側にいる敵部隊が、ただいま絶賛いい動き中!自分で戦略を立てて自分の力で勝つ楽しさ!
敵部隊のいい動きというのが、ずばり背後にまわる。レジェンドオブウォーでは、敵部隊の背後から攻撃を与えると大ダメージを与えられるんですね。もちろん自部隊も背後から攻撃を受けると大ダメージを受けます。
その背後に回り込むという素晴らしい動きを、ちゃんと敵部隊がしてくるのです。
仕組まれた攻防マップで何回か負けてもちろん悔しかったんですが、逆にそこで大いにしびれました。スマホのソーシャルゲームによくある、敵のステータスやスキルがアップしているだけの強さじゃないんですね。RTSのストラテジー(戦術)の部分がリアルタイムに見える形でゲームに落とし込まれ、優れた戦術で戦いを仕掛けてくるのです。
負けて悔しい、だからキャラクターを強くしよう。そういう単純な勝利の道筋ではなく、きちんと勝つための戦術を考える必要があるんですね。そして、それを順序立てて考えていくのがすごく面白いゲームなのです。
▲バトル開始前に部隊の位置決め。この時点で勝敗が決まってしまうことさえあったりします。
レジェンドオブウォーで至高の知恵比べを楽しもう!
けっきょくのところ、"後ろに回り込まれなければよい"のだから、画面端で敵を待っていればいいというコロンブスの卵的な発想にたどりつき、勝利を得ることができました。でも、その勝利に至る過程が、すごく面白かったんですよね。
きっと先に進めば、その画面端で待つという、一見強そうな戦術を打ち破るような戦術が出てくるに違いありません。その知恵比べこそが、レジェンドオブウォーの面白さの核になっていると思うのです。