『FF7リメイク』の開発は「KH3」「DQ11」と同じ『Unreal Engine 4』を採用 ― 自社エンジンは強化中

　2015年12月8日、Epic Gamesより「FINAL FANTASY VII REMAKE」の開発に「UNREAL ENGINE 4」が採用されていることが明かされました。
・FINAL FANTASY VII REMAKEの開発にUnreal Engine 4を採用

　北瀬佳範プロデューサーのコメントも掲載されています。

スクウェア・エニックス
第1BDディビジョン・エグゼクティブ
北瀬佳範様のコメント
FINAL FANTASY VIIがファンの皆様にとってどれだけ特別なタイトルであるか、もちろん我々もわかっています。長い間お待ちいただいた本作品のリメイクを行うに当たり、我々は一番信頼できるツールとしてUE4を選択しました。Epic Gamesからはとても手厚いサポートをいただいており、非常にありがたく思っています。我々とEpic Gamesの協力の成果を、世界中のファンや新しく遊んでいただく皆さんにお届け出来る日を楽しみにしています。

自社エンジン『Luminous Studio』はFF15と共に強化中

　気になるのが、『FFXV』の開発にも使用されるスクウェア・エニックスの自社エンジン『Luminous Studio』です。

　こちらについては、2015年8月の段階で田畑端氏より「FF7リメイクにはルミナスを使用しない」と明言されていました。
・GC 2015: Final Fantasy VII Remake won't run on Luminous Engine - Nova CrystallisNova Crystallis
　また、開発中の『KINGDOM HEARTS III』、『ドラゴンクエストXI』にも「Unreal Engine 4」が採用されていることが明かされています。

　リアルタイムレンダリングにおいては、「このクォリティに並べるゲームは開発できない」とも言われる世界一のエンジン『Luminous Studio』ですが、現在はまだFFXVと平行して開発されている段階です。
　体験版の段階でのLuminous Studioのバージョンは1.4とされており、製品化する頃には2.0となる予定です。