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ジェネラルギア -反撃の神機-【ジェネギア】の感想・レビュー

ロボット系アニメ魂を熱くするソーシャルRPG「ジェネラルギア -反撃の神機-【ジェネギア】」のプレイ雑感レビューです。面白いスマホゲームを探している場合の参考にしてください。

ジェネラルギア -反撃の神機-とは

ジェネラルギア -反撃の神機-は、1999年地球に舞い降りた機械生命体ARMs(アームズ)と戦う機将「ジェネラルギア」を描いたSFロボットストーリーを展開するソーシャルRPGです。目玉のスロットを面白いと感じるかどうかで大きく評価が別れますが、しっかしした世界設定や王道を貫いたシナリオに合わせて作られた堅実なシステムやUI、オリジナルメカなどロボット系アニメが好きなら手を付けても損をしない出来となっています。

プロモーションビデオ

レビュー

ロボットファンの心を燻るシナリオと詳細に作られた設定集

私がジェネラルギアで一番強調したい長所です。オープニングをプレイすれば分かりますが、ストーリーが熱いです。ロボット物語の王道を貫いており、ノベルパートが面白く燃える展開を貫いています。また戦闘部分でもナレーションや通信でのやり取り、敵の登場の仕方、クリア後の次回予告など痒いところに手が届いています。また、シナリオ進行に合わせて解放していくTIPSは、ジェネラルギアに関するキャラや時代背景、場所、メカの仕組みなどが、細かく記してあります。機将は従来のソーシャルゲームでの恒例、敵のドロップやガチャ、進化の他に、特定のパーツを集めて製造なんて事もできます。合わせてスパロボのオリジナル曲に通じるような熱いロボ系のメカニックな音楽。あらゆるところでロボット魂を感じるシステム作りです。

ただ、一度見たストーリーを再度見る事ができない大きな欠点があります。ストーリーのプレイバックはできるように追加して欲しいですね。

シナリオは演出、キャラ設定共にしっかりしており、見応えがあります。

クエスト中はオペレーターの瀬野七海をはじめ、共に戦う2~4機目に搭乗しているキャラとの会話などをはさみます。

TIP画面。適当に作ったような設定ではなく、綿密に作られた設定をユーザーに分かりやすく解説しています。閲覧は強制ではないですが、物語を深く知るには必須です。

豪華なロボットデザイン著名作家

ジェネラルギアオリジナルロボットとなる200体ほどの「機将」デザインは、公式サイトによると不知火プロ(ダイナミックグループ)、漫画家の津島直人氏、藤沢真行氏などが担当しているそうです。津島直人氏はコミックボンボン、ガンダムエースなどでロボット物を中心に活躍している漫画家です。藤沢真行は仮面ライダーを中心とした漫画を描いている方です。以下に漫画家2名のリンク先を記します。

味方機将、敵ARMs共にかっこよくデザインしてあります。他のソーシャルゲームでは遠慮なく合成素材の餌にする私ですが、ジェネラルギアではNやHN機将を捨てるのも躊躇してしまいます。

スロットを取り入れた戦闘システム

ジェネラルギア -反撃の神機-を配信している会社サミーはパチスロを得意としている会社です。それゆえ、当ゲームの戦闘の目玉であるスロットはかなりしっかり作りこんでいる印象です。

戦闘が始まると、リールが回り目押ししていきます。左中右と3種類が周り止めていきます。左の柄が止まれば1番目のキャラが攻撃、中の柄が止まれば2番目のキャラが攻撃、右の柄が止まれば3番目のキャラが攻撃となります。さらに左中右全ての柄が揃えば、敵に全体攻撃を加え、さらに敵のターンに回すことなく連続行動ができます。連続攻撃は2回目、3回目と進むたびにレールの速度が速くなっていきます。ちなみに私は3回目のスロットは目が追いつきません。が、パチスロが好きな方には目で追える人もいます。2回目までは目押しする事ができ、成功した場合の爽快感はなかなかの出来です。一方的に行動できるのが気持ちいい。

なお、スロットの設定はしっかり世界観と噛み合うようになっていますので安心して下さい。

同じ色が3マス揃うと全体攻撃+もう一度スロットができます。また、色のついていないマスに該当する機将は攻撃しません。

ソーシャルゲームとスロット、噛み合わないシステム

上記で、スロットの魅力を伝えましたが、それ以上に欠点があります。ソーシャルゲームユーザーでスロットに馴染みがある層が少ない事です。もう一つ言えばロボットアニメ好きでスロットが好きなユーザーがどれほどいるかも疑問です。特にゲームバランスは、スロットは2回目までは連続成功する事が前提であり、反射神経がよくないとストレスを感じます。スロットの目押しは本格的、言い換えるとシビアです。戦略よりも反射神経を強く要求するこのゲームは、普通のRPGに慣れている程、そしてスロットに魅力を感じない程、つまらないゲームです。戦闘が楽しみではなく、物語を見るための足枷となるでしょう。また、ロボット嫌いのスロット好きユーザーにも厳しそうです。

補足しておくと、ジェネラルギアをプレイしていると、開発者さん、このゲームは絶対に面白いぞと言う信念を持って作っている事がわかってきます。スロットの面白さに気付いたらそれぐらいに面白いのです。ソーシャルゲームとスロットの噛み合わなさの解消はジェネラルギアが抱える今後の課題でしょう。こんな事書いていますが、私は面白く感じています。

まとめ

ロボットとスロットを組み合わせたソーシャルRPGです。ソーシャルゲームで真剣にロボット物を作り上げた事は賞賛に値します。システム部分は快適なのでスロットを受け付ける事ができるかが鍵です。スロットに毛嫌いせずスーパーロボットアニメ好きなら一度雰囲気を味わうだけでも、試してもらいたいゲームです。

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