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おしゃれなテトリス型パズドラ系パズルゲーム「ワンダーブロック【ワンプロ】」の感想・レビュー

おしゃれなテトリス型パズドラ系パズルゲーム「ワンダーブロック【ワンプロ】」のプレイレビューです。面白いスマホゲームを探している場合の参考にしてください。また、当サイトでは他にも面白いスマホゲームの攻略やレビューをしています。

ワンダーブロック【ワンプロ】とは

配信は刻のイシュタリアやドラゴンディフェンスのシリコンスタジオさんです。シリコンスタジオさんのアプリはオリジナルティが低いかどこかピントを外しているゲームが多かったのでワンプロもあまり期待していなかったのですが、今作は特に作風面でオリジナリティが強く、雰囲気ゲーとしてしっかり勧められるゲームです。

プロモーション動画

ワンダーブロック【ワンプロ】のレビュー

パズルのルール

ゲームはパズドラ形式です。画面下にパズル画面がありパズルをしていく事でモンスターにダメージを与えます。パズルの盤面は四角形の中をマス目で仕切った四角形です。ブロックを配置する事でモンスターにダメージを与えます。

戦闘中に使えるキャラは4人+フレンドキャラ1体です。それぞれ、ブロックの形はキャラクター固定です。戦闘中はキャラクターの行動順に従ってブロックを配置します。よってキャラは攻撃力などの単純なステータスだけでなくブロックの形も考慮する必要があります。

四角形のマス目にブロックを配置すると、そのマス目が消えた上で敵にダメージを与えます。次のブロックは前のブロックで消えた場所に置く事はできません。縦横1列のマス目が消えると攻撃力が上がりさらに1列分のマス目が補充されます。このようにマス目を増やしてダメージを与えていくゲームです。ブロックを配置できるマス目がなくなると、マス目がBREAKし敵から大ダメージを受けた上でマス目が全て復活します。

ブロックの配置順=味方敵の行動順は画面上で確認できます。特にブロックの配置順はテトリスやぷよぷよの次に出てくるブロックと同じ位重要な項目です。ブロック配置を先読みし計画的にマス目を消していく必要があります。敵の行動も見えるためHPや受けるダメージも把握し、先に敵のHPを0にしたら勝利です。

おしゃれパズルとパズドラ型RPGを組み合わせた意欲作

ワンダーブロックの大きな特徴は画面全体にわたるおしゃれ感です。BGMはポップジャズを基調としたピアノ+オケの落ち着く音楽群で構成しています。正直、私の場合はサントラ発売したら即買いレベルです。画面もメニュー画面は元よりクエスト選択画面、戦闘中全てがアート的な美しさを持っています。

さて、シナリオはと言うと魔王が勇者(Lv99)チームに滅ぼされた世界が舞台です。確かに魔王は倒されましたが魔王が世に放ったモンスターはそのままです。でも、魔王が倒された事でモンスターは弱体化しました。モンスターの残党を狩るためにあなたは仲間達と共に旅にでます。

ストーリーはB級ファンタジーそのものなのに画面にその面影が全くありません。前面に出ているのはアートな世界観です。

協力戦

最大4人のマルチバトルモードがあります。ちょっと現在はプレイできなかったので面白さは未知数ですが、このパズルシステムで協力戦は面白そうですね。

雰囲気はいいとは言え……

ワンダーブロックの雰囲気の良さは誰も文句が言えないほど完璧です。私も世界観に浸れます。しかし、1点問題を挙げるなら、既存のパズドラ系ソーシャルゲームとシステム的な違いがない事です。そのため、ガチャで強いキャラクターを排出して強化合成をして、戦闘では属性を考慮してクエストを突破していきます。クエスト部分のパズルはかなり新鮮ですが、敵のHPにダメージを効率良く与えようと思うと既存のパズドラゲームと同じくキャラクターを強くしなければならないのです。

序盤の攻略はキャラの強さよりもパズルの形

キャラクターの持つパズルはそれぞれ形が決まっています。攻撃力・HP・素早さも大事ですがパズルの形を疎かにするとBREAKして簡単に全滅してしまいます。できれば3×3よりも4×2のブロックを持つキャラを使っていた方がいいでしょう。

もう1点、攻略のコツはブロックの出てくる順番にあります。特に序盤の順番はキャラクターの素早さを調整すると簡単に誘導できます。各ステージ開始前に盤面を見る事が可能なので調整するとよいでしょう。

まとめ

実質のプレイ内容こそテトリス風パズルゲームですが、おしゃれなアート感が強くパズドラ風パズルRPGもアイデア次第でパズドラとは全く別物になる事を実践してみせたパズルRPGです。またパズドラ系かと思った人にこそプレイしてもらいたいゲームです。

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