ウイイレ2016の海外レビュー続々「PS2時代以来の最高傑作」「史上最高のスポーツゲーム」
海外では2015年9月15日(国内:10月1日)に発売されている「ウイニングイレブン2016」のレビューが続々と届いています。大半が満点の9割以上という高評価を付けており、「史上最高傑作」と評価するレビューは少なくありません。
操作性、フィジカル、マスターリーグに高い評価
良い点として、共通して挙げられているのは『操作性』です。「滑らか」「とにかく素晴らしい」「極めて良いレスポンス」といった表現がされています。
また、『フィジカル』についての言及も多く、「極めてフィジカルな試合」「現代フットボールのフィジカル面を再現した美しい演出」などの評価がされました。
「接触」については、公式からも特にこだわりを持って制作したとのPRが行なわれています。
そして、かつての最人気モード『マスターリーグ』については「調子を取り戻した」「史上最高」「戦略性とRPG要素が追加された」など、極めて高い評価がされました。
進化と後退を繰り返しているとも言われるマスターリーグですが、今作では消失してしまった多くの要素が取り戻され、「史上最高」と呼ばれるだけの仕上がりになっているようです。
ジャッジ、GK、実況には厳しい意見も
『フィジカル』についての高い評価がありましたが、それだけに「ファールの少なさ」は目立っているようです。レビューでは「ファールを流しすぎる主審」「一部ファールへの奇妙な寛大さ」と言われています。前作「2015」との比較からそうした印象を抱かれている可能性もありますが、客観的に見ても違和感が感じられたポイントなのかも知れません。
また、『GK』に関しては相変わらず厳しい評価が下されており「あまり頼りにならないGK」などと評されています。一部では動きの改善を喜ぶ声も聞かれましたが、まだ納得の行く水準には達していないようです。
とは言え、爽快なプレーのためにはたくさんの得点が必要です。それを阻むAIとの兼ね合いは、サッカーゲームの永遠の課題なのでしょう。
『実況』については、「相変わらず当たり外れのある実況」「ムラのある単調な実況」といった評価が下されました。
北欧・欧米版でのレビューですので、国内でも同様の感想が抱かれるとは言い切れませんが、実況に新鮮な表現を求める声は少なくありません。
これらの不満点は、発売後のアップデートによる改善に期待しましょう。
via:http://www.choke-point.com/
国内外から最高の評価
今作のウイニングイレブンは、昨年に引き続き世界最高のスポーツゲームに贈られるgamecom「Best Sports Game」に選出されたほか、ファミ通のクロスレビューでは合計【35】を記録し、プラチナ殿堂入りを果たしています。PS3 ウイニングイレブン2016 (Amazon)
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