バトルフェイズとダメージステップ解説
遊戯王デュエルリンクス(デュエリン)のバトルフェイズとダメージステップを解説。ダメージステップでの処理やできることをまとめています。うまく理解していないとチェーンを組むことができないため、効果を理解して攻略の参考にしてください。
バトルフェイズとはあ?
フィールド上のモンスターカードを使って戦闘を行うフェイズのこと。
フェイズはさらに「ステップ」に分かれていて、決められた手順によって処理が進められる。また、プレイヤーの判断でバトルフェイズを行わずにエンドフェイズへ進むこともできる。
バトルフェイズの流れ
バトルフェイズは４つのステップで分かれていて、以下のような順番で進行していく。
- 1.スタートステップ
- 2.バトルステップ←→ダメージステップ
- 3.エンドステップ
バトルステップとダメージステップは可能な限り繰り返すことができる。
ダメージステップの解説
ダメージ計算を行い、戦闘結果を導き出すステップ。ダメージステップが終了すると再びバトルステップに戻る。バトルステップとダメージステップは処理が細かいため、できることを解説していく。
カード発動制限
ダメージステップでは、基本的にスペルスピード2以上に分類される「モンスターの攻撃力・守備力を増減させる効果を持つカード」と、「カウンター罠」以外の発動はできない。
※これらのカードが発動できるのは、ダメージステップが始まり、ダメージ計算が始まるまで。
裏側表示への攻撃
裏側守備表示のモンスターを攻撃した場合、ダメージステップでそのモンスターをリバースし表側守備表示にする。その後、そのモンスターの守備力を確認しダメージ計算に移行。
リバースした場合に発動するモンスターの効果
攻撃された裏側守備表示のモンスターが「このカードがリバースした場合」に発動できる効果を持つ場合、その効果の初動と処理はダメージ計算を行った後になる。
この時、フィールドのモンスターを対象として発動する効果だった場合、ダメージ計算によって破壊が確定したモンスターを対象とするとこはできない。
ダメージステップ内の５つのタイミング
ダメージステップは、以下の５つの段階を踏んで進行していく。
- 1.ダメージステップ開始時
「ダメージステップ時」および「ダメージ計算を行わず」と記されているカードの効果、モンスターの攻撃力・守備力を変化させる効果の発動が可能な状態。
- 2.ダメージ計算前
裏側守備表示モンスターをリバース。「ダメージステップ時」および「ダメージ計算前」と記されたカードの効果、モンスターの攻撃力・守備力を変化させる効果の発動が可能な状態。
- 3.ダメージ計算時
「ダメージ計算時に」と記されたカードの効果の発動が可能な状態。
- 4.ダメージ計算後
「ダメージを受けた時」「戦闘を行った時」「リバースした時」などと記されたカードの効果の発動が可能な状態。
- 5.ダメージステップ終了時
戦闘破壊されたモンスターを墓地へ送る。
これら５つのうち、ダメージ計算前以外のタイミングでは１度しかチェーンを組む事ができない。
ダメージステップ処理の例
例：ダメージ計算時に《クリボー》の効果を発動した所、《天罰》で無効にされた。
ダメージ計算時に組めるチェーンは１つだけなので、手札にもう１枚《クリボー》が存在しても発動する事はできない。
※ただし、これらのタイミングで効果が発動したことにより誘発効果やカウンター罠などの発動条件を満たしていれば、例外としてチェーンブロックを作って発動できる。
