ストーリー
◆ストーリー序章「ここは…どこだ? 俺は…誰だ…?」
目が覚めたとき、空はいつもより蒼く、いつもより近かった。
傍らには自分をマスターと呼ぶ見覚えのない少女と、かつて見たことの無い人語を話す動物がいた。
見渡せば、自分の立っている大地の外には、空中に浮いている無数の大地が、そこかしこにあった。
その大地の下には柱のような太い軸があり、雲の下まで続いていた。
天空に浮かぶ大地。なんと不思議な光景だろう。
どうやら俺は、記憶を失い、異世界に流れ着いたようだった。
少女はやさしい笑顔で微笑みかけ、戦い続けることで元の世界に戻れるかもしれないと告げる。
戦う? いったい誰と?
ここは邪竜が治める、閉ざされ、狂った世界。
今はただ、何もかも謎のこの世界で、戦い続けるしかない。
あの天空の果てにあるのは…希望か…それとも…