RPG等で使われることの多い単語について解説します。
目次
1アタッカー2ヒーラー3タンク(盾)4バフ/バッファー5デバフ/デバッファー6パッシブスキル7アクティブスキル8エンカウント9ステータス10ステート11カンスト12与ダメ/被ダメ13ターン制14ATB/アクティブタイムバトル15CTB/カウントタイムバトル16壊れアタッカー
Attacker。パーティ内で攻撃を主な役割としているキャラのこと。
物理攻撃中心なら物理アタッカー、魔法攻撃中心なら魔法アタッカーと呼称される。
ヒーラー
Healer。パーティ内で回復を主な役割としているキャラのこと。
大抵のゲームではパーティに1人はいると安定感が増す。
タンク(盾)
Tank。敵の攻撃を引き付ける壁役のこと。
単体攻撃には無類の強さを誇るが全体攻撃には無力なことも。
バフ/バッファー
Buff/Buffer。バフとはスキルやアイテムによって味方を強化すること(攻撃上昇、HP再生・属性付与等)。
バッファーとはそれを行うことを主な役割とするキャラのこと。
知らない人には意味を想像しづらい単語だが、結構使われる場面は多いため覚えておこう。
エンチャント(Enchant)と呼ばれることもある。
デバフ/デバッファー
Debuff/Debuffer。バフとは逆に敵を弱体化させること。
デバッファーはそれを行うことを主な役割とするキャラのこと。
ボス戦でこの役職が役に立つかはゲームによって大きく変わる。
状態異常も能力低下も効かないでは完全なお荷物である。
パッシブスキル
スキルのうち、能動的に使わなくても常時その効果が発揮されているもののこと。たとえばそのスキルを習得しているだけで常に攻撃力が上昇したりするといった感じ。
パッシブと省略して呼ぶことも。
アクティブスキル
パッシブとの対比で用いられることの多い単語。自分で選択して使用するスキルのことで、単にスキルと言った場合、基本的にはこちらを指す。
エンカウント
Encount。敵との戦闘に入ること。
昔ながらのフィールド上で歩いているとランダムで戦闘に突入する方式をランダムエンカウント。
フォールド上にモンスターシンボルが歩いていてそれにぶつかると戦闘に突入する方式をシンボルエンカウントという。
エンカと省略して呼ばれることも。
ステータス
Status。キャラクターの攻撃力、防御力等の能力値のこと。
知ってる人にとっては常識みたいな単語だが、
英単語の意味は「地位、身分」であり知らない人からすると意外と分からないものだったりする。
ステート
State。「状態」という意味であり、毒や混乱等の状態異常、
またはHP再生や攻撃力上昇等の有利状態もまとめてこのように呼ばれる。
有利な状態を有利ステート、不利な状態を不利ステートとも言う。
カンスト
カウンターストップの略。レベルやステータス、所持金等が上限に達してそれ以上上がらなくなった状態のこと。
与ダメ/被ダメ
自分が与えるダメージ/自分が受けるダメージの略。ターン制
RPGの戦闘システムのひとつ。ターン毎に戦闘行動をパーティ全員が選択し、それに従って敏捷性が高いキャラから順番に行動するのを繰り返して戦闘を進行していく。
RPGツクールやウディタ等、多くのフリーゲームではこちらの戦闘システムを採用していることが多い。
ATB/アクティブタイムバトル
RPGの戦闘システムのひとつ。ターン制とは違って時間の概念が存在し、一定時間が経過したキャラから行動を選択していく。
基本的に行動を選択している間も時間が経過しているため、戦闘中は気を緩むことのできない緊張感を味わえる。
敏捷性等の違いによって行動できる回数に大きく変化が生じるので、ターン制よりもより敏捷性の重要性が高い場合が多い。
ただしこのシステムは特許が申請されているため、全く同じものを搭載することはできない模様。
なのでここで扱う必要はないのだが、後述するCTBも誤ってこちらの呼称で呼ばれることがある。
CTB/カウントタイムバトル
RPGの戦闘システムのひとつ。ATBと似ているが、こちらは行動選択が可能になった瞬間に時間が停止したり、
誰かが行動可能になるまで一瞬で時間が経過したり、
行動できる順番が常に画面に表示されていたり等の違いがある(全てがこれに当てはまるとは限らない)。
こちらはときどきフリーゲームでも採用されているものを見ることができる。
壊れ
ゲームバランスを崩壊させるほど強力なキャラクターやスキル、装備等の俗称。壊れキャラ、壊れスキル等と呼んだりする。