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ストライカーズ(STRIKERS) 1945-2の感想・レビュー

90年代を代表する名作縦シューティングゲームのスマホ移植「ストライカーズ(STRIKERS) 1945-2」のプレイ雑感レビューです。面白いスマホゲームを探している場合の参考にしてください。

ストライカーズ(STRIKERS) 1945-2とは

元は彩京が開発・販売し、1997年10月に稼動したの縦シューティングゲームです。彩京はケイブやライジングと並んでシューティングゲームの歴史に名を刻んだ会社です。舞台は第二次世界大戦を舞台で、実際に存在したした戦闘機を自機としてプレイしていきます。堅実なバランス、泉谷雅樹氏が書き下ろしたクールな音楽、スコアアタックなどのやり込み度で当時のシューティングファンに名作を言わしめたタイトルです。伝説の名作が韓国のメーカーmobirixによりスマホ向けに基本無料タイトルとしてリメイクされました。

レビュー

雰囲気は原作のまま

難易度はEASY、NORMAL、PRO、MASTERの4段階が選択できます。PRO、MASTERは解禁条件が設定してあります。EASYはシューティング初心者でも取っ付きやすい難易度です。基本無料ゲームだからと敵が固くなる事なく、PS版に近いプレイ感を味わえます。さらに飽きにくいステージ構成、ほど良いボス戦当、ゲームを盛り上げるサウンドと当時高かった完成度そのままの雰囲気が味わえます。スマホでこういう移植は本当に有難い。製作チームが原作に愛を持っている事を感じられる移植度です。

ぱっと見、再現度が高いです。

ステージの短さ、ボスの柔らかさ

これを長所と捉えるか短所と捉えるかは人それぞれですが、他シューティングと比べて1945-2に顕著な部分です。他、雑魚の出現配置や攻撃方法、ギミックも絶妙で飽きが来る前に次ステージに進みます。プレイ密度は本当に高いですね。ボスも短いから簡単に倒せるわけでなく(Easyは簡単ですが)激しい攻撃を繰り出し、緊迫したボス戦を味わえます。

泉谷雅樹氏が奏でる音楽

泉谷雅樹氏の音楽がそのまま移植されています。彩京の専用コンポーザーと言える程、彩京の様々なゲームで作曲を担当しています。彩京の知名度がそこまで高くないため、当時でもシューティングファンしか知らないような作曲家ですが、1945-2でもその腕を振るっており、デジタルロック調の熱い音楽を奏でています。この音楽をそのまま移植しているため、音楽を聴くためだけにもプレイして欲しい出来です。

課金圧力の感じない基本無料

基本無料ですが、課金圧力はあまり感じません。広告無料型ゲームとして収益を上げているものと思えます。課金要素の1つ目は課金通貨で購入する自機の購入。初期から使える機体はP-38ライトニング、J7W震電の2機で残り4機を使いたければ購入する必要があります。ただ、ファンアイテム要素が強く購入しなくてもゲームプレイに影響ありません。他、パートナー機体の選択やコンティニュー、ボムの購入などに必要なゲーム内通貨がありますが、こちらはゲーム内でコツコツと貯めれます。スタミナに該当するシステムがないため、好きな時間に好きなだけ楽しめます。

自機が最初から扱えるのは2機、それ以外は課金通貨で購入します。課金通貨はゲームプレイでも入手できますが、少々時間と根気が必要です。

シューティングに理想的な仮想パッド

スマホにも、複数のシューティングゲームがありますが、それらの中でも操作性はトップクラスを誇ります。ショットは自動的に発射し、ボムはボタンで一瞬に放ちます。相対仮想パッドですが、指の動きと自機の相対速度がちょうど良く、弾幕なども避けやすくなっています。スマホゲームでありながら誤操作で自爆してしまう率がぐっと低くなっています。

覚えゲー

いわゆる敵のパターンを覚えて攻略するスタイルです。難易度を上げれば上げるほどこの傾向は強くなります。1945-2はそれほど理不尽に作られていませんが、それでもMASTERの初見プレイで回避不可能な理不尽な場所もあります。

自機の速度

スマホ版は6種類ある自機の個性が完全に火力に頼りきって選択するしかありません。原作では火力以外に速度など操作性に関する部分があります。しかし、この操作性は移植に当たって完全に無視されています。と言ってもスマホの仮想パッドで操作性まで考慮していたら、使いにくくなるため無視するのは正解だと思いますが、少々寂しいものです。

まとめ

縦シューティングの名作が原作の雰囲気を残してプレイできます。今プレイしてもシューティングとしてのの魅力を損なう事なく輝くゲームです。

ゲーム情報

  • ジャンル:シューティング
  • メーカー:mobirix

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