大人世代と子供世代の乖離、ゲームは子供の教育現場を本当に歪めているのか?
2015年1月16日、北海道教育委員会はノーゲームデーなる第一、第三日曜をヴァーチャル禁止にする日の提唱を呼びかけました。これは本当に必要か、ゲーム好きの視点から分析してみました。
ゲームをしない日を設けるノーゲームデー
2015年1月16日、北海道教育委員会のどさんこアウトメディアプロジェクトは「ノーゲームデー」の推進を発表しました。ノーゲームデーは毎月第1・第3日曜日を大人・子供ともにPCやスマートフォン、ゲーム機など電子メディアに触らない日を設けましょうと言う取り組みです。また、ゲーム機を利用しない時間は「家族の団らん」、「体験活動」、「読書活動」に励みましょうとしています。内容は以下のようになっています。
各家庭や地域における望ましいネット利用に向けた行動や学校、家庭、地域におけるルールづくりの促進に向け、大人も子どももゲーム(コンピューターゲーム、携帯式のゲーム、携帯電話やスマートフォンを使ったゲームなど)をしない日を設定し、実践を呼びかけます。
引用元:どさんこアウトメディアプロジェクト ノーゲームデー
2月1日にはキックオフイベントが開かれ、ネット界隈では波紋を広げています。
どさんこアウトメディアプロジェクト
北海道子どもの生活習慣づくり実行委員会
ノーゲームデーを制定しようと呼びかけているのは、北海道子どもの生活習慣づくり実行委員会です。まず、この委員会が行なっている他の行事を見る必要があります。フォーラム開催案内を見ると「早寝早起き朝ごはんフォーラムinほっかいどう」、「「体験活動ステップアップフォーラム」、「子どもの生活習慣づくりフォーラムinほっかいどう」などです。子供が健康に生きるために取り組む姿勢が見て取れますが、それぞれキャッチコピーに次の文言が入っています。
話す場所 スマホじゃないんだ 食卓だ
バーチャル環境の子どもたちにリアル体験を
- 参考・引用元:フォーラム開催案内のページ
北海道子どもの生活習慣づくり実行委員会は、子供の生活習慣悪化原因のほとんどをスマホなどのヴァーチャルメディア体験が原因と考えているフシがあります。少なくとも外部に発信しているメディアは他の原因を考えていません。ただ、補足するとネット環境を全て否定しているわけでなく、
ネット利用も含めた望ましい生活習慣の確立を目指しますとネットとの正しい共存を目指している事が伺えます。最後に彼等が目指す理想です。
ネットトラブルの根絶を目指します
ネット利用に関わる心と体の健康課題の解決を目指します
適切な使い方、長時間の接触等によって、家族や友人との人間関係にマイナスの影響を及ぼしたり、ネット依存や生活習慣の乱れなどから心身の健康を崩したりすることが新たな問題
家庭において、家族の団らんや親子のコミュニケーションの機会を増やす取組や、各家庭を支える地域一体となった取組が必要
北海道子どもの生活習慣づくり実行委員会の考え
子供の生活習慣は悪化していますが原因はスマホを中心としたゲームやネット環境です。スマホの正しい使い方を教えて健全なヴァーチャル空間を提供する必要があります。
ノーゲームデーは本当に必要か?私の結論
まず結論を述べます。名称や趣旨を変えたら有りだと思います。ノーゲームデーは目的の本質を全く達成していません。しかし、ゲームやスマホ中心の世界を持つ子供達に新しい体験を与える事に意義は感じます。
ノーゲームデーはPCゲーなど全ての電子メディアを対象としています。しかし、実際は子供に人気のあるスマホゲーム、及びスマホの人気アプリが特に関係しているものと見ています。当記事ではノーゲームデーが本質的な問題を解決する事ができるのかをスマホゲームの特性や社会事情から見て解説していきます。
親や学校関係者の目から見える子供達のゲーム
まず、どうしてノーゲームデーのようなプロジェクトが生まれたのか推測してみたいと思います。
教育者の目に止まるようになった子供のゲーム環境変化
5,6年前、本格的なゲームと言えばコンシューマーゲーム機でした。PS3やWII、XBOX3などですね。また、準本格的なゲーム機としてDSやPSP、3DS、VITAが挙げられます。モンハンやドラクエ9、ポケモンなどですね。現在、子供達の多くがこれら携帯ゲーム機に変わってスマホゲームをプレイする機会が多くなっています。これだけ見ると対象が変わっただけに見えますが、特に学生には大きな影響があります。それは学校でどうどうとプレイできるかどうかです。
15年前、携帯電話を持込禁止にする学校がほとんどでした。セキュリティ面などから、規制が緩まり子供に携帯電話・スマホを持たせるのは当たり前になりました。授業合間の休憩中にスマホを触る子供で溢れています。それでも数年前までは携帯で本格的なゲームで遊ぶ事ができないので教育者が考えるべき秩序は守られていました。しかし2,3年前からスマホ能力の向上で、学校に持込許可されている端末で本格的なゲームが遊べるようになりました。スマホゲームの主流は基本無料タイトルです。子供達はダウンロードし放題です。私は知りませんが、授業中にこっそりゲームをしてる生徒もいそうです。見つかってもセキュリテイ面からスマホを取り上げるわけにもいけません。
教育者のほとんどは若くてもPSP世代、ほとんどがゲーム機能の薄い携帯電話世代のはずです。実行委員会メンバーの教育委員会側はそのような報告を受けてどう思うでしょうか。
スマホばかりいじっている子供
スマホはゲームだけではありません。昔のEメールよりずっと楽で豊富な機能を有するLINEを使ったリア友との交流、twitterを使った仮想世界の生きている人間との交流ができます。写真を加工するのも簡単になりました。全て5,6年前ならPCでしかできなかった事です。ガラケーではできなかった事です。スマホ世代になり利用者はぐっと増えたでしょう。また、家にいなくてもメール以外の交流ツールが使えるようになったのは最近の事です。親はmixi世代やそもそもネット交流を知らない世代です。友人との交流にスマホを使っている息子・娘を見てコミュニケーション不足の心配もあるでしょう。親とのコミュ不足をスマホにハマっているせいと結論付ける親もいるでしょう。実行委員会メンバーのPTA側はそのような報告を受けてどう思うでしょうか。
スマホ=悪
子供は挑戦的、大人は保守的になります。言い換えると大人は環境の変化を受け付けない傾向があります。当然スマホが作った時代の変化についていけてない可能性があります。なお、この項では北海道子どもの生活習慣づくり実行委員会がスマホを問題視している経緯を述べただけであり、学力低下やコミュニケーション不足の原因がスマホ・ヴァーチャル環境の変化かどうかは述べていません。
スマホ=学力悪化は結びつかない
海外も含めた全ての子供たちに当てはまる現象
スマホの普及は日本を含め、中韓アジアやインドネシア、シンガポールなどの東南アジア、そして欧米諸国などヨーロッパ圏と一定以上の文化水準がある国は全てスマホが普及しています。スマホゲームに関しては日本のソーシャルRPGも熱中性が高いとは言え、近年は海外ゲームも高い熱中製を持つゲームが増えています。しかし、高IQで知られるフィンランドは近年さらに学力が上がっています。
学力低下の原因
北海道の学力は全国一低い。
まず、今回のプロジェクトは北海道です。ノーゲームデーを開いた背景には北海道の学力低下が覆いに関わっています。北海道は学力が他県と比較して低く、また前年と比べても低下傾向にあります。問題の背景は北海道の社会問題に関わっていて全国的に普及しているゲームやヴァーチャル環境とは関係ありません。以下のサイトの各年、「報告書・調査結果資料」をクリックし全国学力・学習状況調査調査結果のポイントの最下部あたりを参照すれば分かると思います。
日本全体で見れば学力は上がっている。
世界65の国と地域が参加して去年行なわれたOECD・経済協力開発機構による国際学力テストの結果、日本の高校1年生は、6年前の調査から2回連続して順位が上がったことがわかりました。
スマホ環境が学力低下の原因なら、日本全体の学力が減っていなければなりません。ところが、日本全体に関して実はそれほど悪化が見られないのです。ゆとり教育も実際問題は世間で揶揄される程ひどい学力低下が起きていない証拠にもなってしまいますが。
北海道の学力低下理由
さて、スマホと北海道の学力低下に因果関係がない事が証明されました。しかし、別に理由があるはずです。ネットで探しましたが、理由を考察している素晴らしい資料を見つけました。
要点を上記のサイトから抜粋・引用すると、
1.北海道は明治以降に地域社会が形成されており大都市圏ほどではないが、地域の人間的なつながりが弱く、子どもを地域社会で育もうとする意識が薄い
2.道内は雇用状況が厳しく、所得も低いことから、子どもの教育にまで手が回らない家庭も多い
3.離婚率が全国4位で母子家庭も多数あり、親の意識が生活を維持することに汲々としていて、子どもはTVゲームをし放題という家庭も数ある
4.道教育委員会がいくら旗を振れど「学ばない教師が多い」
1は北海道は大都市より有利である事を述べています。北海道の学力低下とは因果関係が薄いです。(むしろコミュニケーションの問題ですね)2,3を補足すると親が子供の教育を放棄せざるを得ない状況を改善しない限り解決しません。ゲームを取り上げたところで、親は子供が1人で遊べる何かを提供するに決まっています。また、所得が低いと子供も親の手伝い、満足いかない食事が原因で勉強意欲と勉強時間の確保いかなくなるでしょう。4はそもそも民間を巻き込むなと言いたい事案ですね。学力低下の原因どころかコミュニケーション不足の原因まで判明しています。2010年の資料なので、現在は異なる事情もあるでしょうが、解決しているとは考えにくいです。
なお、学力やコミュニケーションが低い原因は北海道を抜きにしても、ほとんどが同様の原因です。特に2,3は深刻です。子供は親にかまってもらえない。ノーゲームデーがあっても親は働き子供に無関心、ゲームを禁止されたら遊ぶ手段がない。これでは何も解決していません。問題を解決するためには、ノーゲームデーの普及に税金を使うのではなく、失業や低賃金対策により税金を投入する事が一番効果的です。親に教育時間をプレゼントしてください。
これらの原因を解決せずして、ゲームだの映画だのの娯楽産業を標的にする事があってはなりません。子供のコミュニケーション手段となっているスマホRPG
近年の人気スマホゲーム事情
スマホゲームが教育の現場、学校で日常的になる事は前述しました。しかし、子供が一人でゲームの世界に没頭するかと言えば異なります。日本のスマートフォンゲーム市場はソーシャルゲームから進化してきた側面があります。ソーシャルつまり他人とゆるく関わる要素が重要となってきます。自分が育てたモンスターを自慢したり着せ替えをして見せあいをしたり。日本のゲームは友人達との会話を提供する機能が豊富についています。これはむしろゲーム内友人ではなく、ゲーム外(リアルな)友人にアピールするものが多いです。それでも2年ぐらい前までは、本当にユルく、ソーシャルにする必要があるか疑問に思うタイトルばかりでしたが、近年モンスターストライクや白猫プロジェクトをはじめ、リアルな友人と遊んだり会話したりするのが楽しくなるタイトルが増えつつあります。中でも白猫プロジェクトはその場で協力しあいながらプレイする事もでき、スマホの革新的なタイトルだなと感じたものです。従来型ゲームと比べて子供のコミュニケーションがしっかり機能しています。
スマホゲームはこのソーシャル要素、友人との交流要素が強いほど人気コンテンツになる特徴があります。業界も理解しており、今後さらに交流要素を強めたゲームを研究し、次々リリースしていく事が予想されます。今後のソーシャル要素
現在までは、ソーシャル要素と言っても友人と一緒に遊ぶ機能が中心でした。今後は誰でもゲーム実況ができるスマホゲームが増えていく事が予想できます。ゲーム実況は人気を博しており、ゲームの売り上げに大きな影響を与える事がわかっています。そのため、近況では任天堂がYOUTUBE、ニコニコへの動画実況で報酬を与える制度を始めました。
ゲーム実況はレトロゲーム、コンシューマーゲーム、PCフリーゲームを中心に人気を見せていますが、今後は間違いなくスマホゲームが押し寄せてくるでしょう。すでにゲーム実況で人気が出たスマホタイトルは存在しています。また、誰でも簡単にゲーム実況を作れる機能を有したスマホタイトルが序々に増えています。誰でも使うスマホで誰でもゲーム実況ができる環境になります。これは間違いなく、今後リアル・ネット関わらず友人との交流に大きな影響を与えるでしょう。
交流に欠かせない要素
子供どうしが友人関係を作るのに、これほど適したゲームジャンルを私は知りません。家庭用ゲーム全盛期の遊び方は友人の家に集まりガヤガヤする方法です。誰かの家に集まらないと皆でゲームができないためです。また、RPGは完全に1人でプレイするので、RPG好きは友人と語るだけで友人と一緒にプレイはできません。
携帯ゲーム機全盛時代は友人と一緒にどんな場所でもプレイする事が可能になりました。ただ、友人とプレイできるゲームタイトルはそれほど多くなく興味が合わないと遊ぶ事がありません。
スマホゲームが携帯・コンシューマー・他にはアーケードゲームなどとの違いは身近に常備しているスマホでゲームができる事です。google playやiTunesストアを見ればゲームが嫌でも目に止まりますし、スマホは交流できるタイトルが複数あります。その中には興味のあるタイトルがあるでしょう。よって、ゲームに興味のない層でもなんらかに手を付けているでしょう。スマホがコミュニケーションを妨げるのではなくスマホが交流を広げるのです。
親はスマホを理解してくれ
スマホのゲーム性は基本無料で儲かる仕組みであり、コンシューマー機と根本的に異なります。そのため、ゲーム世代の親でもスマホゲームは受け付けません。また、親世代はゲームを苦手としている層もいます。しかし、子供にとってスマホゲームは無くてはならないものです。なお、スマホゲームの大半は上記のように交流要素があります。子供とボードゲームや外でキャッチボールをするような感覚で一緒にプレイしてください。これは時代が変化してきた現代で親が向き合う義務だと思います。
h2;私がスマホゲームで考える課題なお、私の今回の記事、今回の取り組みに反対している書き方ですが、それは目的と手段が合っていないからであり、取り組みそのものは評価しています。
運動不足
昭和初頭時代の子供は外に出て動き回りながら遊ぶのが基本でした。現在の子供はスマホゲームなどもありますが、ボーリング、カラオケなど体の動かし方が足りない要素が高く運動不足になりがちです。カラオケなどは体力使いますが、子供世代のうちに鍛えておきたい手足などを鍛えれません。ノーゲームデーは子供に運動で遊ぶ良い機会を与える状況だと思います。
学級のゲーム問題
スマホゲームを学校でする事は問題があります。一方、スマホは家族との電話連絡に必要なものとなっています。スマホを一律禁止している学校もありますが、学校指定のスマホ支給をする学校もあります。休憩中にゲームをプレイするのは、休憩の名目上許可していいと思いますが、授業中にゲームをする生徒には困ったものです。ただ、スマホを取り上げても効果はありません。スマホから漫画など旧世代の道具に変わるからです。(*1)教師の質を含めた学校現場の質を上げる必要があります。
アナログゲームの面白さ
ノーゲームデーは遊び方を40年以上前に戻すようなイメージがあります。遊びの本質は変わらなくても遊びはどんどん進化していきます。近年に沿った遊びや交流方法を提案して子供の興味を引く事が大切です。いくつか、ゲームから離れる現代的な遊びを紹介したいと思います。
- リアル脱出ゲーム
ゲームのような世界に入り込み、謎を解く体験ゲーム。漫画やゲームとコラボしながら、若者の間で人気になりつつあります。
- 人狼、クトゥルフ神話TRPGなどのTRPG
アナログでカードや筆記具、サイコロなどを使って、仲間達とゲーム内のキャラになりきって会話しながら楽しむゲーム。スマホを利用する場合もあるが、あくまで補助的な役割。元は今の大人世代の遊びだが、あくまでマニアしか遊びませんでした。ニコニコ動画の実況系が元でジワジワ人気が出ています。
- ドイツゲーム
いわゆるボードゲーム。人狼はTRPGじゃなくこっちかな。海外ではファミリーゲームとして国民的な人気を誇る国がいくつかあります。日本で流行っているわけではありませんが、上記同様、実況などが元で流行る可能性を秘めています。
あくまで3つだけあげましたが、大人が知らない子供の遊びはどんどん進化しています。子供は流行に弱いです。教えてあげましょう。これらを子供と一緒に遊ぶ事は大切です。適度にゲームから離す事もできます。
定期的なプレイを要求するスマホゲームの中毒性
スマホゲームは初回にお金をもらうシステムではなく、定期的にお金をもらうシステムです。そのため、お客さんにはなるべく毎日プレイしてもらわなければなりません。そこで、毎日プレイすると良いことがあるようにします。また、スタミナの要素があり、空になるとしばらくプレイできなくなります。するとスタミナを効率的に使いたくなります。また、スタミナを効率的に使ったほうが良いアイテムを入手できたり成長が早くなります。そのため、大事な勉強時間などをスマホで費やすわけです。
正直、これはゲーム開発者さんになんとかして欲しいところですが、確実に利益が減るわけで効果薄です。また、攻略サイトも基本方針は沢山プレイする程良いなので助長します。
大人は中毒性から自分を守る方法を経験で知っています。まぁ、メリハリをつける事ですね。子供達はこの中毒性から身を守る方法を知りません。スマホやインターネットの使い方を教えるメディアリティラシーの教育は必須科目にして良いほど必要かと思います。
私が考えるノーゲームデーの意義
子供にゲーム以外の遊び方を教える事
遊びはゲームだけでない事は前述しました。しかし、ゲームやカラオケなどありふれた物しか興味ない子供がいる事も事実です。子供に面白い遊びがゲーム以外にある事を教える目的を達成できます。また、運動できる遊びを提案する事も必要です。
ゲーム疲れの解消
1つのゲームを長くすると子供も知らないうちに疲れます。ゲームをしない事が気分転換になると教える事ができます。これはメリハリを付けるメリットを教える事も意味します。
私からの提案
ノーゲームデーの目的変更
まるでゲームを悪と見做しているように見えます。目的と手段が噛み合っていない事は今記事を見れば明らかだと思います。これが原因で実際問題、ノーゲームデーの発表はネットで炎上事態まで発展し、話題は海外まで巻き込む程になりました。
一方で休息を儲ける事は別の意味があると思っています。目的と手段が合えば、ここまで問題になりません。あくまでネットやゲームを認めながら、別の側面を子供に教える事などを目的にしてもよいと思います。
勉強時間向上の別取り組みを
勉強時間低下の原因はゲームではありません。テレビやゲームの時間は子どもの勉強時間を奪うのかでは、ゲーム時間を減らしたところで勉強時間が増えるわけではない事を研究証明しています。つまり根本的目的の解決は別手段を考えねばなりません。
大人が子供ではなく子供が大人を教える
現代的な遊びがゲームだけでない事は前述しました。親は子供に子供が喜ぶ新しい遊びを提案していく必要があります。ゲームをしない日だけでなく、親も子供を理解するような日になるといいですね♪
まとめ
あくまでスマホゲーム攻略屋本舗としてゲームレビューしている人間ですので、ゲーム好きの論評になります。ゲーム贔屓とは言え、どさんこアウトメディアプロジェクトとは異なる視点でこのプロジェクトの意味を考えた結果が今回のようになっています。私も当サイトを通して今後、ゲームの新しい遊び方の提案や親と交流する手段、学習効果など様々な事を伝えていきたいと考えています。長文記事になってしまいましたが、長々と読んでいただいた方、有難うございました。
- (*1):漫画が旧世代ではなく、10年前の子供が授業をサボる時に使用したアイテムという意味で使用しています。