AmazonAndroidアプリストアに登録する4つのメリットと2つのデメリット
AndroidはGooglePlay以外で配信している野良アプリのインストールが可能です。Google以外でAndroidアプリを配信している最大手Amazon Android アプリストアについてまとめました。
はじめに
AmazonはGoogle Playとは別に独自のAndroidアプリストアを展開しています。日本での存在感はGoogle Playの次ぐらいに有名ですが、利用者はGoogle Playに比べて大きく下がります。しかし利点も多いためメリット・デメリットに分けてまとめました。
Amazon Androidアプリストアを利用するメリット
1:毎日1つ無料、そして数ヶ月に1回の特大割引セール
Amazonは1日1つ有料アプリを「本日限定 無料アプリ」として無料化しています。また、月1ぐらいの感覚で「総額○万円分○つのアプリを限定3日間無料!」などのセールを行います。iTunesストアはよくアプリの無料セールがありますが、GooglePlayで有料アプリが期間限定無料になる事は、ほぼありません。その変わりにAmazon Androidストアを利用するとよいでしょう。
その中にはOfficeツールや高価な画像ソフト、有名ゲームが混じっている事もあり見逃せません。例として、過去に無料配信したゲームをいくつか挙げてみます。- DotEmu
- Another World
- Cut The Rope2
- Eufloria HD
- knock-knock
- Loco Motors
- RPG シンフォニーオブオリジン
- Threes!
- Terraria
- 冒険ダンジョン村
2:有料アプリのローカルバックアップができる
google playの有料アプリはPCに保存する事ができません。が、何らかの理由でストアから消えたアプリが再ダウンロードできなくなる危険性があります。が、Amazon Androidストアの有料アプリはAndroid端末にインストール→Apkファイルが抽出できるアプリの使用→ApkファイルをPCにバックアップの手順でバックアップを取る事ができます。
3:ポイント還元
よく見かけるアプリをインストールするだけでポイントを入手できる系統のポイントアプリ。実はAmazon Androidストアも期間限定でやっています。入手できるのはAndroidゲームを購入したりゲーム内のアイテムを購入する時に利用できるAmazonコイン。興味深い点は還元率です。だいたい1アプリインストールで100Amazonコインです。他のポイントサイトでここまでの好条件はなかなかありません。また、基本はAmazonサイトからのインストールだけで満たされます。他のポイントサイトと競合せず、インストールしてから一定以上進める必要もありません。かなり手軽です。
注意点として、Amazonコインは現金や他サイトでの利用ができない事があります。基本的にゲームの宣伝より、AmazonAndroidストアを利用してもらう宣伝の意味合いが強い還元方式です。
4:ゲーム内アイテム課金が安い
Amazonに登録している基本無料ゲームは少ないが、その数少ないゲームの中に自分がハマっているタイトルがあるなら、GooglePlay版より基本的にお得です。Amazonコインを利用してアイテムに課金すると、定期的に10%~20%の割引を行うためです。ゲーム配信者が割引しているのではなく、アマゾンの取り分を独自に割引しています。よって開発者にもプレイヤーにもデメリットがない理想的な割引になります。基本無料ゲームでAmazonで遊べるタイトルは、白猫プロジェクトなどのコロプラ系やぷよクエ、チェンクロなどセガ系列、キャンディクラッシュなどGoogle Playでも人気のあるゲームが目立ちます、逆に中堅ヒット系は登録していない場合が多いですね。これらのゲームをプレイする場合はAmazon版を利用するメリットが大きいので乗り換えを検討するとよいでしょう。
Amazon Androidアプリストアを利用するデメリット
1:更新がGoogle Playより遅いアプリが多い
アプリの機能追加やバグ修正のために行われる更新はGooglPlayより時間がかかります。Amazonの審査が厳しいのか、アプリ配信者が重要視していないのかは不明ですが、Google Playはもう最新バージョンなのにAmazonはまだ修正していない場合がよくあります。ひどいと、Amazon版は見切りをつけて更新しなくなった業者までいます。正直なところ、同じアプリがGooglePlayにあり、値段も同じならGoogle Playで購入する方がお得です。
2:アプリ数がGoogle Playと比べて大幅に少ない
世界各国を見ても中国以外のAndroidアプリ市場はGoogle Playの一強時代です。売上、利用者共にGoogle Playを大幅に下回ります。よって登録する意味がないと考える開発者が多くなります。また、Amazon、Google Play共に細かな規約こそ違うものの大きな点では同様のため、Google Play審査でひっかかるアプリをAmazonで配信するケースも少なくGoogle Playに無くてAmazon Androidアプリストアに存在するアプリもあまりありません。よって、金額以外の面でAndroidアプリストアを利用するメリットが現状はあまりないのです。
AmazonAndroidアプリストアのインストール
AmazonAndroidアプリストアのアプリはGoogle Play上には存在しません。Androidアプリを販売・配信するアプリをGoogle Play上に置く事を禁止するGoogle Play使用上の規約に反しているためです。
4.5 代替ストア: デベロッパーは、ストア外での Android 搭載端末用ソフトウェア アプリケーションおよびゲームの販売 / 配布を促進することを目的とした対象製品を配布または提供するために、ストアを使用してはなりません。
引用元:Google Play
インストールはまず、手持ちAndroidの「設定」→「セキュリティ」→「提供不明元のアプリ」にチェックを入れる必要があります。これはGoogle Play以外から入手したapkファイルのインストールを可能にするチェックです。
次にAmazonアプリはAmazonのホームページからapkファイルを入手し、インストールする必要があります。
まとめ
私は上記のうち、無料のメリットをかなり享受しています。AndroidはiTunesより割引の傾向が悪いのですが、AmazonAndroidアプリストアを利用する事によりiTunesで無料になるようなアプリのいくつかを無料で入手できるようになるメリットは大きいですね。まだ、利用した事がない方は一度インストールしてみてはいかがでしょうか。