EP2のCharacter 以外のTIPSを紹介しています
うみねこのなく頃に まとめWiki より引用
肖像画の碑文
懐かしき、故郷を貫く鮎の川。
黄金郷を目指す者よ、これを下りて鍵を探せ。
川を下れば、やがて里あり。
その里にて二人が口にし岸を探れ。
そこに黄金郷への鍵が眠る。
鍵を手にせし者は、以下に従いて黄金郷へ旅立つべし。
第一の晩に、鍵の選びし六人を生贄に捧げよ。
第二の晩に、残されし者は寄り添う二人を引き裂け。
第三の晩に、残されし者は誉れ高き我が名を讃えよ。
第四の晩に、頭を抉りて殺せ。
第五の晩に、胸を抉りて殺せ。
第六の晩に、腹を抉りて殺せ。
第七の晩に、膝を抉りて殺せ。
第八の晩に、足を抉りて殺せ。
第九の晩に、魔女は蘇り、誰も生き残れはしない。
第十の晩に、旅は終わり、黄金の郷に至るだろう。
魔女は賢者を讃え、四つの宝を授けるだろう。
一つは、黄金郷の全ての黄金。
一つは、全ての死者の魂を蘇らせ。
一つは、失った愛すらも蘇らせる。
一つは、魔女を永遠に眠りにつかせよう。
安らかに眠れ、我が最愛の魔女ベアトリーチェ。
魔女の手紙
六軒島へようこそ、右代宮家の皆様方。
私は、金蔵さまにお仕えしております、当家顧問錬金術師のベアトリーチェと申します。
長年に亘りご契約に従いお仕えしてまいりましたが、本日、金蔵さまより、その契約の終了を宣告されました。よって、本日を持ちまして、当家顧問錬金術師のお役目を終了させていただきますことを、どうかご了承くださいませ。
さて、ここで皆様に契約の一部をご説明しなければなりません。
私、ベアトリーチェは金蔵さまにある条件と共に莫大な黄金の貸与をいたしました。
その条件とは、契約終了時に黄金の全てを返還すること。そして利息として、右代宮家の全てを頂戴できるというものです。
これだけをお聞きならば、皆様は金蔵さまのことを何と無慈悲なのかとお嘆きにもなられるでしょう。
しかし金蔵さまは、皆様に富と名誉を残す機会を設けるため、特別な条項を追加されました。その条項が満たされた時に限り、私は黄金と利子を回収する権利を永遠に失います。
<特別条項>
契約終了時に、ベアトリーチェは黄金と利子を回収する権利を持つ。
ただし、隠された契約の黄金を暴いた者が現れた時、ベアトリーチェはこの権利を全て永遠に放棄しなければならない。
利子の回収はこれより行いますが、もし皆様の内の誰か一人でも特別条項を満たせたなら、すでに回収した分も含めて全てお返しいたします。
なお、回収の手始めとしてすでに、右代宮本家の家督を受け継いだことを示す”右代宮家当主の指輪”をお預かりさせていただきました。封印の蝋燭にてそれを、どうかご確認くださいませ。
黄金の隠し場所については、すでに金蔵さまが私の肖像画の下に碑文にて公示されております。
条件は碑文を読むことができる者すべてに公平に。
黄金を暴けたなら、私は全てをお返しするでしょう。
それではどうか今宵を、金蔵さまとの知恵比べにて存分にお楽しみくださいませ。今宵が知的かつ優雅な夜になるよう、心よりお祈りいたしております。
――黄金のベアトリーチェ
魔女の手紙Ⅱ
私がぬくぬくとここで、貴方が飛び込んでくるのを待ち呆けるとでも?
知的な夜に、粗暴なる貴方は似合わない。
こんな間抜けに育てた親はどんな顔?うん、見たよ、本当にそっくりな間抜け顔。
今はお菓子の国でお腹いっぱい!
魔女の手紙Ⅲ
右代宮家の皆様。黄金の碑文の謎解きはいよいよ佳境に入りましたでしょうか。
皆さんに私を止めることができる唯一の方法が、碑文の謎を解くことなのです。
それ以外の如何なる方法を持ってしても、私と儀式を止めることはできません。
くれぐれも皆さんの目的をお間違いなきよう、よろしくお願い申し上げます。
私を探そうとも、無駄。私から逃れようとも、無駄。
私を否定しようとも、無駄なのです。
――黄金のベアトリーチェ
追伸。
二人の遺体を儀式にお借りします。
後ほどご返却いたしますので、ご容赦をお願い致します。
あと、この鍵は皆様の物ですのでご返却いたします。
魔女の手紙Ⅳ
碑文の謎解きは進んでおりますか?
もうじきあっさり時間切れ。
第九の晩は、もうじき始まります。
魔女の棋譜
右代宮 蔵臼
第一の晩に、死亡。
黄金郷の鍵によって選ばれ、生贄に捧げられました。
右代宮 夏妃
第一の晩に、死亡。
黄金郷の鍵によって選ばれ、生贄に捧げられました。
右代宮 絵羽
第一の晩に、死亡。
黄金郷の鍵によって選ばれ、生贄に捧げられました。
右代宮 秀吉
第一の晩に、死亡。
黄金郷の鍵によって選ばれ、生贄に捧げられました。
右代宮 留弗夫
第一の晩に、死亡。
黄金郷の鍵によって選ばれ、生贄に捧げられました。
右代宮 霧江
第一の晩に、死亡。
黄金郷の鍵によって選ばれ、生贄に捧げられました。
右代宮 朱志香
第二の晩に、死亡。
背中を“アスモデウスの杭”にて貫かれました。
使用人 嘉音
第二の晩に、死亡。
胸を“サタンの杭”にて抉られました。
使用人 紗音
第四の晩に、死亡。
眉間を“マモンの杭”にて抉られました。
使用人 郷田
第五の晩に、死亡。
胸を“ベルゼブブの杭”にて貫かれました。
右代宮 譲治
第六の晩に、死亡。
腹を“ルシファーの杭”にて抉られました。
主治医 南條
第七の晩に、死亡。
膝を“ベルフェゴールの杭”にて抉られました。
使用人 熊沢
第八の晩に、死亡。
足を“レヴィアタンの杭”にて抉られました。
魔女 ベアトリーチェ
第九の晩に、復活。
彼女はついに黄金郷の扉を開きます。
右代宮 金蔵
第十の晩に、行方不明。
魔女は、存在を認めて平伏した彼を黄金郷へ招かれました。
右代宮 楼座
第十の晩に、行方不明。
魔女は、存在を認めず否定する彼女を黄金郷へ招きませんでした。
右代宮 真里亞
第十の晩に、行方不明。
魔女は、存在を認めて平伏した彼女を黄金郷へ招かれました。
使用人 源次
第十の晩に、行方不明。
魔女は、存在を認めて平伏した彼を黄金郷へ招かれました。
右代宮 戦人
第十の晩に、行方不明。
彼は、魔女の存在を認めて黄金郷へ招かれるでしょうか。
黄金蝶のブローチ
異性との仲を取り持つため、あらゆる運命数を好意的に編纂し、その仲を取り持つ。
あくまでも好意的な編纂に過ぎない為、その効果には大きな個人差が生じる。
その為、このアイテムを与える魔女は予め、与える対象がこのアイテムを有効に利用できるかどうか慎重に量っておかないと、嘘吐き呼ばわりされることになりかねない。起動コストは莫大で、多くの人間にとってはただのブローチ以上の役には立たない。
しかし盲目の恋は莫大なコストを容易に支払う。さらに相手側にも好意があるならば、効果はさらと劇的になる。
皮肉なのは、劇的であればあるほど、元々こんなブローチが必要ない点だ。