チェーンのやり方と仕組み
遊戯王デュエルリンクス(デュエリン)のチェーンのやり方と仕組みについて解説。「チェーン」とは、魔法や罠カードなどの応酬をスムーズに解決するためのシステムで、1枚のカードの発動に対応して別のカードを発動させる行為のことをいいます。
チェーンとは?
魔法や罠カードのやりとりを円滑にするシステム。1枚のカードの発動に対して、相手プレイヤーが別のカードを発動させる行為のこと。
チェーンは交互に発動
カード効果を発動した時、相手プレイヤーはそれに対して、必ずチェーンするチャンスを与えられる。相手がチェーンしなかった場合は、自分のカードを自分自身でチェーンすることもできる。
効果は逆から発動
チェーンは可能な限り重ねることができる。チェーンできなくなった時、最後にチェーンされたカードから効果が発動されていく。
チェーンのやり方と仕組み
スペルスピードと密接に関係
チェーンをする際には、カードのスペルスピードが関係してくる。発動したカード効果よりもスペルスピードが遅いと、「チェーン」を発動することができないので注意しよう。
スペルスピードの解説はこちらチェーンの例
プレイヤーAがサイクロンを使用したのに対し、プレイヤーBがマジックジャマーを発動。
さらにプレイヤーAがそれに対応し、盗賊の七つ道具を発動。
▼この時の、チェーンは以下になる。
- チェーン1:サイクロン(スペルスピード2)
フィールド上の魔法・罠カード1枚を破壊。 - チェーン2:マジックジャマー(スペルスピード3)
サイクロンの発動を無効。 - チェーン3:盗賊の七つ道具(スペルスピード3)
マジックジャマーの発動を無効。
効果の処理はチェーン3からしていくので、盗賊の七つ道具を最初に処理し、マジック・ジャマーの発動を無効化。
次にチェーン2のマジック・ジャマーの処理を行う。先ほどの盗賊の七つ道具によって無効化されたため、チェーン1の処理をする。
マジックジャマーの効果で無効化されるはずだった、チェーン1のサイクロンの効果は無事処理され、フィールド上に存在する魔法・罠カード1枚が破壊されることになる。
チェーンできない行動
チェーンはカード効果の発動に対して行うものなので、「モンスターの各種召喚」「リリース」「コスト」「各フェイズの開始や終了の宣言」に対してチェーンをすることはできない。