攻略記事

メタルスラッグX(アーケード)

思い出

 マニアックな層に圧倒的な人気を誇る一作ですね。『ああ、そのゲームなら知っているよ』くらいの知識がある方にはどうせ知っているなら一度のプレイを…! と、促したくなる作品です。
 見所はゲーム全般を通した操作性やステージの流れ、激ムズと謳われた難易度や音楽など色々ありますが、アクション苦手、音楽無関心、基本的に難しいモノには手を出さない…なんて方でも御安心あれ。本当の見所はきっとグラフィックそのもの。つまり、手付けずで画面をぼんやり眺めるだけでなるほどと思えるのでは? と、別に私が手掛けて完成したゲームではないのですが、まあ、そのくらいに一度は見てもらいたいキメの細かさがそこにはありますね。きっと制作スタッフはバカやキチガイなんてレベルじゃないのしょうね。本当にゲームが好きじゃないとドット表現であんなの作れるワケがないというのが私の本音ですョ。想像なら誰でも思い浮かべる事が出来るワケで、同じように理想だって誰もが口にする事は出来ます。
 でも、それらの実行となると? 完遂となると? 売れるかどうかもわからない作品で、その回収単価見込みが1プレイに対して僅か100円とか…。私なら手ェ抜きますね! 自信持って!『ん~…、こんなもんかな?』なんて一人舞い上がっていそうですね。だからこんなサイトで満足しているのだと確信していますし!

 …なんか…、話逸れてました? ごめんなさいね。でも本当だし!
 ま、話を戻して、そのくらいに手が込められた一作なんですよ。CGなんて技術の発展の末に開発された作業簡略なんて言葉が通用しない作り方で、ああも細かくキャラの動きに拘った制作者の想いとはどんなものなのでしょうね。
 キャラクタ全てに魂が注がれ過ぎてますよ。あれは。

  

はなうたBGM

 私がプレイしたゲームセンターは少々やかまし過ぎたため細部まではなかなか耳に出来ませんでしたが、ステージクリア時の独特な達成感を覚える曲や、中国っぽいステージがいかにも日本人向けな音楽に仕上がっている感が強いですね。ある意味わかり易いです。
 それと、キャラクターセレクト時の音楽も印象深いですね。ついでにキャラを決定した瞬間、選ばれたキャラが嫌がる素振りを見せるのも素敵です。  

難易度設定の意味とは?


 のめり込めるゲームとは、ほど良い難易度がプレイヤーの心を掴むケースがよく見られますが、メタルスラッグはどうでしょう?
 …んー、ムズイ! この言葉に尽きる難度かと思われます。
 敵は多く、弾も多く、自キャラには耐久値がゼロなのに対し、歩兵を除く敵キャラにはほぼ全てに耐久値が設定されています。
 その上で自キャラにはこれといった必殺技が存在しておらず、シューティングにおける『ボム』のような緊急回避術はまず通用しません。手持ちの手榴弾でさえ数が設定され、拾う武器も弾数が設定されています。…そう、ゲームとは言え、メタルスラッグの世界は戦場なのです。ドットによる表現と同じように戦場もリアルに表現されているのです。
 そんな戦場に乗り込む私は、恐縮ながら全ステージをクリアる事が出来………ませんが、それでも最終ステージのシューティングゾーンまでは進めます。すごいでしょ? やり込み度? そんなんでもないですよ。
 実は近くのゲームセンターに設置されているメタルスラッグ設定は、難易度は最高難度なのですが、残機が30機に設定されているのです。…なので、途中、嵐のようにやっつけられてもヒーコラで進む事が可能なんですよね。
 ちなみに100円で最終ステージまで進む事が出来ますが、最終ステージのクリア自体にはプラス600円の見込みが必要です。

おまけ

 スマホゲームに『メタルスラッグディフェンス』というモノがあります。
 こちらは敵味方に分かれてチョイスしたキャラを進軍させ、相手の拠点を破壊するといった内容で純粋なアクションゲームとはかけ離れていますが、音楽やキャラの動きはアーケードのそれと全く同じです。また、アーケードではまず扱う事の出来ない敵キャラも自軍に組み込む事が出来るので、勝手に進むキャラの動きをじっくり見る事が出来ますよ。
『コレ、本当にドットなんだ…!』とビックリしたい方も呆れたい方も、一見の価値ありだと思うので、参考までにどうぞ。  

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