The Escapists 解説&攻略 トップページ
SteamStore: store.steampowered.com/app/298630/
英Wiki: theescapists.gamepedia.com/
このサイトはSteamで購入できるドット脱獄ゲー"The Escapist"の『日本語解説&ちょこっと攻略』を案内していきます。
トップページ以外はネタバレ情報も書かれていますので注意して下さい。
またこのゲームはまだ"早期アクセスゲーム"といういわゆる『開発版』ですので、記載した内容は既に古い情報の可能性がありますので併せてご了承下さい。
アップデート頻度も早く、これを書いている私自身とある8月のレビューを元にして11月初頭にプレイしたのですが、いきなりマップ(選べる監獄)が複数あって驚きました。その記事では「開発版なのにクリア(脱出)まで作ってあってすごい」という紹介だったのですが、3ヶ月ですでにもうマップが複数あるとは。
サイト内注意書き
ネタバレには以下のような表示で、見出し直後に注意書きをしています。
○○にはネタバレ強度が書かれていますが、個人的な主観によるものなのであてにしないで下さい。
また上にも書いた通りこのゲームは早期アクセスゲームなので、閲覧時には全体的に情報が古くなっている可能性がありますが、特に賞味期限が早そうな情報に関しても以下のような表示をしています。
注意書きが無くとも基本は現行バージョンより情報が古いつもりで読んで下さい。wikiじゃないから基本的に書き終わったものはあまり更新しないと思うので。
ゲーム概要・一般情報
ざっと説明すると「囚人の刑務所内でのルーチンワークをしながら、刑務所内で入手出来るアイテムを組み合わせて所持禁止アイテムをクラフトし、それを看守にバレないよう隠し持ち、地道に脱出路を見つけ出すゲーム」です。
1プレイあたりの時間は個人差が出るところと思われますが、当サイトのネタバレ以外の記事を把握してプレイしたと仮定すれば1回の脱出に10時間は掛からないことでしょう。そもそも私自身の初クリアはゲーム内時間で20日、現実時間でおよそ11時間(実時間2~3日)での脱出でした。2回目はゲーム内時間7日(約2時間)でクリア。
"脱出ゲー"と書かれている記事も見受けられますが、脱出ゲーを経験したことのあるプレイヤーにとって、脱出ゲームのそれとはまるで違うゲームに感じると思います。どちらかというと"リアルタイムストラテジー"の要素が強い、新感覚の脱出ゲームです。
海外のドラマシリーズ「プリズン・ブレイク」であったような、脱獄あるあるのネタが盛りだくさんで、加えて脱出路は複数用意されています。このあたりがテキストコマンド型からFLASHゲーやスマホゲーまでに発展した従来の脱出ゲームとは大きく異なります。推理力は必要なくて若干ハクスラっぽく、脱出ゲーにありがちな超展開やダークファンタジーさとも、縁遠いです。
一般的な脱出ゲームとちがって脱出の正解(脱出路)が複数あるため自由度が高く、正解ルートに従ってプレイさせられている、というよりは、ゴールの無いクラフトゲーのような感覚で自由気ままに脱出の下準備が出来るゲームです。逆に最初は何をしていいか途方に暮れるかもしれませんが、その幅広さがこのゲームの一番の魅力かもしれませんね。
攻略記事を書いておいて言う台詞ではないですが、なるべくなら外部の情報を遮断し、手探りで一度自力脱出するのが一番楽しめるでしょう。
日本語の対応
今のところ日本語は非対応です。Steamのゲームを購入するような方でしたら、日本語非対応にも慣れているとは思いますが、それでもゲーム内では囚人や看守と英語でのコミュニケーションがちらほらあり、しかもログに残らないような一瞬の吹き出しで流れていってしまうので、英語が分からないと辛いところがあります。
ただし、この記事を書いている私自身がそうですが、英語が一切分からなくてもクリアできます。ゲームの雰囲気も十分楽しめます。
公式トレーラー
早期アクセスゲーム
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URLはこちら→store.steampowered.com/app/298630/
大まかなゲームの流れ
少し長いため別ページに分けました→ゲームの流れ
未クリアのかた向けのお話し
このゲームは本当に情報が全てなので、攻略情報だけを読むと楽しみが一気に下がってしまいます。なるべく自力でのプレイをおすすめします。
当サイトも小見出しでの注意や、ネタバレ自体も段階を踏むように提示してはいるものの、ウェブサイトである性質上、情報には一定の一覧性も必要です。なのでもし見るにしても以下のページ以外は一切見ないのが一番です。チラ見もやめたほうがいいでしょう。
- ゲームの流れ - 長いためこのページから分離しました。ゲームの一日の流れのみ追っています
- マップ紹介 - ゲーム開始時に選べるマップの簡単な紹介。どのマップで始めるとどんなメリットがあるかなど
- 所長からの手紙通訳 - 序文で検索→リンク補完する形式でネタバレを防いでます。必要であれば参照下さい
脱出の足がかり
この項目は最序盤におけるネタバレを含みます。未プレイ・未クリアの場合は少なからずプレイの楽しみを奪いますので、閲覧にご注意下さい。ただし最序盤におけるアドバイス以上のネタバレに関しては別ページに内容を分けてあります。
アイテムを集める
このゲームでは他人の引き出しや他人の持ち物を漁ることが可能です。購入や他人の持ち物から入手することでしか手に入らないアイテムが多々あるため、基本的にはこの方法(窃盗・強奪)を活用してアイテムをかき集める必要があります。
アイテムをしまう
所持禁止品が増えてくるとそれを保管する場所に困りますが、アイテムは独房の机以外にも収納できる場所がきっとあります。例えば看守が通らない場所に置いた物は消えずに残るため、これも一種の収納場所と考えていいでしょう。ちなみに置けるか置けないかの検証には簡単に手に入る所持禁止品を使ったほうがリスクは低いです。いくら用途がなくとも脱出の痕跡が分かってしまうような所持禁止品は通路に放置しないことが身のためです。
ステータスを上げる
INTは脱出にほぼ必須なステータスです。STRは脱出に必須では無いものの、脱出準備には不可欠で、縛りプレイでも無い限りはINTと共にSTRも最大まで上げたいところ。
しかし各種ステータスは時間経過でも減少するため、運動の時間にチマチマ上げているだけでは十分な数値になるまでに何日も掛かってしまいます。暇をみてガッツリ訓練するしかありません。特にINTは一日のスケジュールに訓練が組み込まれていませんので、意識的に自主練する必要があります。
それらのために時間を作る
アイテムを集める、ステータスを上げるためには、十分な時間が必要です。しかし囚人であるプレイヤーは、常に集団行動で時間拘束を受けます。効率よく行動するためにはリスクを冒してでも集団行動から外れる必要があります。
具体的には朝の点呼にいち早く出るだけ出ておき、遅刻で注意されるような時間になる前にとっとと離脱してトレーニング、すぐに朝食なのでトレーニングの疲労はそこで回復、疲労が回復し次第さっさと食堂を抜けて朝の机漁り、などといった流れで行動することです。
そういった意味では模範囚らしく『時間前行動』も重要になってきますね。このゲームの囚人達は時間が来てから行動するため、これに着いて歩いていては必然的に後手に回ってしまいます。
隠しステータス:警戒度?
プレイしていると分かることですが、看守の警戒度というものがあります。開始時は少し高めですが、模範的な行動をしていると数日で下がります。逆に看守に直接手を出すと一気に上がり、看守が独房前や独房内をチェックする頻度がしばらく上がって非常に身動きが取りにくくなります。
遅刻などで看守からの軽い注意を多く受けるだけでも、定時(朝夜の点呼時間終了直後)に独房内を立ち入りチェックされる確率は上がります。ただし夜間の見回り頻度等、その他のチェック行動は少ないままなので、警戒される内容にも複数の方向性があるのかもわかりません。
もう一歩
最初の攻略に行き詰まってしまった、などの場合は以下のページをご覧下さい。ただし中にはネタバレもあります。トップページにネタバレのコメントを書くのはやめてください。分からないことで質問があれば基本的によくある質問のページにコメントして下さい。
あとがき
このサイトはゲーム攻略完全図鑑を利用して作成しています。普段はクラフトゲーのwikiなどを編集している一編集者なのですが、The Escapistに関してはwikiが無くて困っていました。かといってwikiを自分で立ち上げるモチベもないし。
将来的に日本語wikiが出来る場合は、ここの情報はゲーム攻略完全図鑑の利用規約に抵触しない程度に流用して頂いて全然構いません。(※wikiであっても他人が編集できないものや、個人管理のまとめなどに無断引用するのは却下です)
The Escapistsは2014年11月現在開発版ながらも非常に完成度が高いゲームで、しかもMinecraftやTerrariaのように英語表記のまま問題なくプレイできるゲームです。にも関わらず、この記事の編集時点でプレイ動画がほとんどありません。(現時点ではpart2で作者失踪の動画が2本、計4つの動画しかありません)
個人的にはニコニコ動画にちゃんとした動画さえ上がれば、ブームになるポテンシャルを持つゲームだと思っています。例えば囚人のキャラグラを差し替えて東方キャラにでも出来れば、ニコニコ動画で実況動画をアップする人が増えるのですが、どうなんでしょう。
このゲームが多くの日本人プレイヤーの目にとまり、プレイ動画が増えてくれるといいですね。この記事がもしそういった流れの足がかりになれば幸いです。