攻略記事

新着で気になったフリーゲームを簡易レビュー

ふりーむ!さんやVectorさん、窓の杜さんの新着フリーゲームで気になったタイトルを簡単にレビューしていくページ。攻略記事を書きたくなるゲーム探しの副産物、自分用メモの置き場をただ公開しているだけ。随時更新していきますが、現状はtwitterでは告知しない方針です。

プレイ済み感想あり。

好きで働くのがキライな訳じゃない

労働意欲というリソース管理をしつつの経営シミュレーション。派遣で人材を雇用し、自分がタッチしなくても継続する流通網を構築するというのは素晴らしい。貸借対照表があるのもいい。高校生、大学生にちょっとやっていただきたい。簿記や商学、経済にタッチしたことのない人にも入りやすい。

ver1.01でとりあえずノーマルエンド。2周目でグッドを狙っても達成できず。加工を頼むと生産量が下がる?ようで、その管理が上手にできていなかったのと、需要が少なくても収益の高いものに切り替えていくところで、労働意欲との兼ねあいで動くかどうか見定めていたら達成できず。

ver1.02も出ているようだし、アップデートに期待するのもあるが、おそらくもっとうまくやれるはず。猫押しが強いので猫嫌いでなければぜひ。

[配布サイト]

好きで働くのがキライな訳じゃない:無料ゲーム配信中! [ふりーむ!]

[公式twitter]

マヤの小洒落た雑貨屋さん(@v_st_kotarou)さん | Twitter

新入り魔王

セリフ回しが軽い。オープニングは簡素で好印象。説明もわかりやすい。序盤は死神についていき、各マップの説明を聞けばOK。案内が終われば、いろいろアイテムももらえる。戦闘はゼルダの伝説のようなアクション?RPG的な感じ。サクサク進むし、城にはいろんな要素がある。自由度もあり、楽しめそうな感じ。

一気にクリアしてしまった。ゲームパッドが欲しくなった。

簡単な攻略ページを作ることにしました。作成中。
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新入り魔王:無料ゲーム by ふりーむ!

■作者であるポルゼンヌ小林さんのブログ
ポルゼンヌのゲーム製作

カペラの約束

オープニングは飛ばせないし、セリフ回しも軽快とも味があるとも言えない。シンボルエンカウントとはいえ、敵避けは難しい。雑魚レベルはどんどん上がっていくから、ザコ避けをしているとザコ戦もきつくなり、成長性の選択で遊んでしまうと、回復ポイントから離れられない。独特なゲームシステムも序盤に説明しすぎで、頭が追いつかない。手に入れたアイテムは、入手時には分解できるが、普通の時には分解できない理由もよくわからない。

これだけ挙げているにもかかわらず、どこか好きな自分がいる。それらを抑える魅力が何かあるのかもしれない。絵が好みなほうだからか。暗い雰囲気も嫌いではないからか。まさに王道だからなのか。【進行状況】をメニューで確認できるので、だいぶ前に中断しても再開できるのはありがたい。

少しずつやってみようと思う。

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カペラの約束:無料ゲーム by ふりーむ!

■制作チーム[プレインソフト]のページ
プレインソフト

■キャラクターデザイン、イラストを担当している笛吹りな様のページ
RIINAN-ISLAND

■音楽を担当しているIt's様のページ
Pisces

■シナリオ、制作、音楽の一部を担当したモソモソ様のページ。
モソモソのブログ

CrossWorld

オープニングから察するに、世界観はきゅっぷいな魔法少女のような感じ。セリフ回しは無難な感じ。ランダムエンカウントで、戦闘形式はサイドビュー。サイドビュー形式にあまりいい思い出はないが、MPが戦闘開始時に一定値に回復するので、ザコ戦でも通常攻撃のみの単調作業にならず、派手に戦闘していけるのはいいアイデア。戦闘開始時に現れるチュートリアルも短く簡素で分かりやすい。チュートリアルを『受ける』という表現は少し引っかかったが気にするほどでもない。心術も戦術に幅が出ていい感じ。心術という名称だと特徴を掴みづらく、Readmeを読んだ時点ではハードルがあるが、理解してしまえばよし。

王道系のRPGなのだろうか。もう少しやってみようという気にさせてくれるのはなぜだろう。もう少しやってみる。

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Cross World:無料ゲーム by ふりーむ!

セレンと虚空の塔

タイトル画面は美麗。オープニングはRPGなら見慣れたもの。というより、ありきたりな印象も受ける。飛ばす選択肢はない。メニュー画面はそれぞれの項目の画像が小さいが、依頼発生のカットインは音も演出も心地よい。フリーゲームにありがちな序盤のヘルプの嵐は、本や人に任意で読む形に外部化して解消しており、ストーリー開始までもたつくこともない。メニュー画面から現在進行中の事象を確認できること、図鑑もメニューから見れるのも良い。ヘルプや、イベント発生する人物の上にはアイコンがあり、迷うこともない。親切設計な第一印象をおぼえる。

特にカットインの豊富さがいい。依頼発生にとどまらず、依頼達成時に出るそれぞれの感想は見ていて飽きない。武器屋や道具屋の前に立つと店名が表示されたり、細かいところまで行き届く作りこみは『すげえな』と漏れてしまう。

町や村の美麗さ、作りこみは凄まじい。木々や平地に至るまで単調なものはなく、リアルな印象を抱かせる。それでいて、それほどゲームが重くなることもない。何か拾える場所は輝いており、すべてのタルや壺を調べる必要もない。

戦闘では開始時、攻撃時、スキル発動時、防御時などに声が入り、特に違和感もない。敵に攻撃が回避された時にすらボイスが入れてあるのは、さすがの細やかさだ。サイドビュー形式なスターオーシャンといったような印象か。声ありの割には軽快な印象も受ける。

セリフ回しに多少個性の薄さを感じるのと、ストーリー展開が少し突飛(精霊が突如軽い態度を取ったり)という印象を受けるが、システムの説明などには無駄がなくわかりやすい。

付属のReadmeに、
※このゲームは以前公開した「薬草物語」のスピンオフ作品となります。前作を未プレイの方にも楽しんでいただける内容になっています。

と書いてあるが、まさに未プレイでも楽しめる。ただ、Readmeが少々読みづらいので、作品を紹介するReadmeと、更新履歴は分けたほうがよかったかなという印象は受けた。

女の子が主人公であるだけでなく、どことなく女性向き、またはあまりRPGをしたことがない人に薦めたい印象を受ける。また、とにかく美麗で作りこまれているため、それを見てみるだけでも価値があると言っても過言ではない。前作だという『薬草物語』にも興味が出た。

■セレンと虚空の塔のダウンロードはこちらから。
セレンと虚空の塔:無料ゲーム by ふりーむ!

■作者[花姫パパ]さんのページ
HanaPapa Studio : セレンと虚空の塔

■花姫パパさんのTwitterアカウント
花姫パパ(@hanabipapa)さん | Twitter

Medicinal Herb Story (薬草物語)

タイトル画面は処女作から美麗な方向性。やはりオープニングは長く、飛ばす選択肢もない。戦闘はランダムエンカウントのサイドビュー形式。セリフ回しは無難。キャラの年齢は何歳くらいなのだろうか。12歳から15歳、といったような印象を受けるセリフ。メニューは多少キーボードに対して反応が悪いような感じがするが、慣れる。村に入る時やダンジョンに入る時、名前が表示されるウェイトが長いが、これも慣れる。

上記に挙げた点は、第二作目の『セレンと虚空の塔』ではほぼ発展的に解消されている。オープニングとセリフ回しは残るが、これはこの作者の個性なのだろう。

誤字。フェレル村の左下、畑にいるおじさんのセリフ、関心関心→感心感心。ロイとセレンの会話でも同様の誤字。防具屋。言い装備→良い装備。氷の洞窟。悪魔の象→悪魔の像。他にもあった。

2時間ほどでクリア。難易度も低め。ちょうどいい長さだと思う。一部謎解きは詰まったので、少しだけ攻略のようなものも書いておく。

■薬草物語のダウンロードはこちらから。
Medicinal Herb Story (薬草物語):無料ゲーム by ふりーむ!

■作者[花姫パパ]さんのページ
HanaPapa Studio : セレンと虚空の塔

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花姫パパ(@hanabipapa)さん | Twitter

インスタントヒーロー

15分でいかに味方を強化し魔王戦に臨むか、というリセットを繰り返しながら憶えていくゲーム。オープニングは要らないかな、と思ってしまう。ゲームが始まってしまえば色々な行動ができて面白い。濃密な15分を一気に解放するためにも、時間制限のない魔王城の探索はなくして、いきなり魔王戦でもよかったと思うのだが。

しかしコンセプトは面白いし、色々な強化方法があるので探し出していく楽しみもあるのはアイデアだけではない証拠。ちょくちょくやるのがおもしろいかもしれない。

オシトーレストーリー

パズルゲーム。絵はポップな感じ。ストーリーも軽い。セリフ回しにそれほど無駄はなく好印象。が、最初からダッシュはできない割に、建物が広いのはちょっと。。最初の西の森の中でダッシュシューズは手に入るが、その前に断念してしまう人もいるのでは、という印象。パズルが好きな人にはお勧めできるので、頭の切り替えなどに。

空を求めて

いきなりのフルスクリーン起動には驚いた。こだわりがあるのだろうが、ウィンドウモードに変更する術もタイトル画面にあったほうがいいのでは。説明書を読まない人もいるのだろうし。導入から語りが始まり、長くなるのかと思いきや、意外に短くオープニングは終わったのは好印象だが、オープニングスキップはなし。ランダムエンカウント、遭遇率は少し高め。戦闘が少しもたつく。

マーチャントロード

方向性やアイデアは好み。もう少し細部まで作りこめば、な印象が多い惜しいゲーム。

プレイ済み感想なし。

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  • 精霊指定都市ザ・ダンジョン
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