攻略記事

アソビモ株式会社、今夏にアヴァベルオンラインを中国で配信予定

概要

5月22日、上海で開かれたモバイルオンラインゲーム戦略会議2015で中国の小游网络はアソビモと正式にパートナーシップ協定を結び、さらに今夏、アヴァベルオンラインを中国に向けて配信する事を発表しました。アソビモは中国では知名度がありません。アヴァベルオンラインの中国展開についてアソビモの近藤氏は非常に楽観的に考えています。日本では2013年のリリース以降毎年Google PlayとApple App Storeのランキングを維持し続けてきました。日本ゲームの中国向けローカライズ作業は非常に難易度が高いがオリジナルよりも面白くするためにUIの単純化、インターフェイスの最適化などを行い中国向けに手を加えています。今夏にベータ版を予定しています。さらに2015年後期から2016年、イザナギオンライン、GODGAMES、Xworld、トーラムオンラインなど日本の最高傑作をローカライズしてお届けします。

アソビモのゲームは中国でも人気が出る。

アソビモはAndroid、iOSで提供するゲームは日本でも稀有である本格的なMMO RPGを提供しています。私も現在トーラムオンラインにはお世話になっています。また、記事中に名前が上がったGODGAMESやXworldも日本では珍しい本格的なMOBA系ゲームに挑戦しており現在ベータ版が公開されています。私自身はアソビモは極めて中韓で人気が出そうなゲームばかり作っているなと感じていました。私の所感ではGODGAMESとXworldは中韓ではヒットしてむしろ日本でどうやってヒットさせるか疑問なゲームだったりします。

日本のガチャ中心のシステム設計になっているゲームは中国では拒絶されます。日本のスマホゲーム企業は中国に進出しようと試みていますが、おそらく現在成功しているのはDenaの中国版オリジナルのワンピースだけだと思っています。最近は多少の衰えがありますが、配信から三ヶ月ほどはトップ30位前後を維持していました。ワンピースの人気もありますが、むしろシステムから完全に中国向けにしている事が成功の秘訣だと思います。他の中国進出企業が成功しないのは、やはりゲームシステムでしょう。ちなみに最近中国に進出した白猫プロジェクトも奮闘していますが私の目からは人気を維持しているようには感じません。

しかし、アソビモの場合は事情が異なります。UIこそ日本向けですが、ゲーム性は完全に中韓で人気のあるジャンルです。そもそもガチャ中心ではないですし。個人的には初の成功になるのではないかなと予想しています。ちなみに中国では今ニュースで名前が上がった小游网络からイルーナオンラインがすでにリリースされています。人気の程までは分からなかったのですが…。

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