ソニック ザ ヘッジホッグ2(メガドライブ)
思い出
主人公のソニック…かな? このキャラクターはハリネズミ…らしきものをモチーフにしたとかで、そのモチーフを提示したのはこの作品を開発した会社員2人だったとか。なんでも会社では次なる作品のキャラクター選定に座礁したらしく、選定というよりもそもそもどんなキャラにしたら良いのかから動けなかったらしいとか。
…で、当時のお偉いさんの無茶振りかどうかは分からないものの、まあ、よくある『全員で考えましょう』という流れに。
きっと自分を含め、自分より上の立場を除いた全員がひとり1キャラ以上、何かしらのキャラクターを描き、それを期限内に提出させるという話があったそうです。
さて、提出された各々の候補キャラを見ていくと、個性様々な『形』があったわけですが、もちろん、人の性格を表すような『絵』は誰の絵と比較しても全く似つかないわけですね。
ところが、そんな数ある絵を見ていくと、似たり寄ったりの『絵』が出現。ハリネズミ…と言えばそれとは違いそうで、そうでありそうで…でも違いそうで? みたいな絵が2枚出てきたとか。
それに気付いたお偉いさん。
『これだけある絵のほぼ全てが共通点を持たないというのに、この2枚だけ共通点があるじゃないか! これはひょっとして…ハリネズミブームの到来か!?』
…と思ったかどうかは存じませんが、まぁ、そんな流れでそのハリネズミらしい絵がモチーフになったのだとか。
てか、どうして私はこんな事知っているのでしょうかね? 何かで見聞きしたのか分かりませんが、こんな変な記憶があるんですよね。…もしかして夢でも見てた!? そんな夢の話をここで打ち明けていたのであれば、とんだ嘘っぱち人間となるのでしょうね。だから削除しておきますか。…あー、でもめんどくさいからいいや。
まあ、そういった意味不明な流れでの思い出です。
で、本題。
……………えー…っと、ごめんなさい。実は私、ソニックにはあんまり興味がないのです。今も昔も…。
じゃあ、なんでこのページ作ったのかって? もちろん、思い出があるからです。そうです、このタイトルの思い出です。
私がこのゲームをやったきっかけは当時の時代の先を進んだスピード感や奥深すぎたグラフィックや恐ろしい程に処理落ちと無関係だった細かな動きの連続やミスと思いきやコイン(リング?)を一つでも所持していればとりあえずセーフといったドキドキ感を味わうわけではありません。
もちろん、緻密な操作性を要求される先のステージへの探求心や独特なコイン(リング?))の散り方…というよりも鮮やかさを体感したかったわけでもなければ、単純明快に『人気作品だったから』という理由でもありません。
じゃあ何だ!?
ズバリ、テイルズくん(名前あってるかな? 狐みたいなの)への一目惚れでした。
といったわけで、私なりの馴染めないソニックと馴染みたいテイルズへのそれぞれの理由紹介。
どーしても馴染めないソニック編
・目がつながっている。まず許せない理由の大部分を占めています。私の中で『目がつながっていても許せる存在』と言えば、『元祖天才バカボン』に登場する『保安官さん』ただ一人なのです!
・全体的な配色が紺色である。
被るのです。イメージ的に。『保安官さん』に!(服装的な意味で)
・なんかいつもすましているみたいな目つき(カメラ目線)。
・駄目です!『保安官さん』確かに脇役なのに変に目立っていますが、カメラに衝突する勢いで迫ってくる時以外は決してカメラ目線を送らないんです! ソニック、駄目っ!『保安官さん』になり切れていないっ!!!
結論、ソニックは保安官さんになれない。
こちらは大好き! テイルズ編
・モチーフが狐っぽい(実際は何だか知っていない…けど、お構いなし!50pt)・どこかよそよそしい(偉そうにできない性格? でもそこがいい!70pt)
・しっぽで空を飛ぶ(私も真似したい! しっぽ無いけどねっ!90pt)
・はっきり言って一目惚れ!(もはや言葉は不要!30000pt)
こんな感じでテイルズが好きなんです。こんなのが町のそこら辺を浮遊していたら問答無用で確保しちゃいたいほど好印象なんですよね。
それで、今更ゲーム内容なのですが、友人宅で一度きりやらせてもらった事があります。
なんというか、そのスピード感に酔いしれる前に画面を把握できないというか、内容が自力ジェットコースターというか、『ソニック』の名に恥じないスピード感は圧巻そのものでしたね。
はなうたBGM
ゲームセンターに通っていた当時、別に聞き入る気はないけどいつの間にか知っていた曲ってありますよね。その原因はデモ画面中に流れている曲や、UFOキャッチャーのように年中流れている曲もありますが、そんなのが絶えず耳に入り込むことでいつの間にかその場に『あるべき音楽』になっているんだと思います。
私は『ソニック ザ ヘッジホッグ2』を一回しかプレイした事はありませんでしたが、その曲って紛れもなくゲームセンターで頻繁に耳にしていた曲だったのですよね。ちょっとビックリした思い出です。
私には曲目も知らないまま口ずさむ曲が非常に多いのですが、あの時聞いた『ソニック ザ ヘッジホッグ2』の曲もゲームセンター通いの思い出の一曲であり、未だに曲名を知らないままの一曲となっています。
それにしてもゲームセンターで使用されていた機種ってなんだったのでしょうか? 確実にソニック系のゲームは無かったはずなのですが…。
すーぱー個人的好み
誰でもそれぞれの『好み』というものがありますよね。いや、『見た目』の話なのですが。私の場合は一般に表現される『かわいい』という対象に目を奪われる傾向があり、身近な代表を持ち込むとすれば『サンリオ』関連のキャラクタと言えばおおよその方は理解できるでしょうか? 昔から一貫して好きなのは『キキ&ララ(通称名で、本当の呼び名を知らない)』で、今で言う『リトルツインスター(?)』ですね。足の指が1本しかないのが特徴的です。
次いで『マイメロディー』、『タマ&フレンズ』と続きます。幼馴染の影響から来た延長と言えばそれまでですが、そういった見た目のものが大好きなんですよね。
反面、『かっこいい』という表現が合う見た目のものは苦手となってしまい、とりわけヒーローものは大の苦手となってしまいます。
ただし、苦手というだけであって、一切手を出さないとか嫌煙するというわけでもありません。とりわけゲームとなれば戦いに身を置く場面が圧倒的占有率を占めるわけですから、そこそこのヒーロー要素がなければ展開が盛り上がりませんからね。『エースコンバット』のパイロットに『マイメロ』が採用されても『………。』な展開になる事でしょうし、ちょっとツッパっていそうな『バットバツマル』だってその役を支えきれない事でしょう。リアルな内容にはリアルな人間性が求められる訳ですね。
そんな話を前置きとすると、今回の『ソニック ザ ヘッジホッグ2』への私個人のキャラに対する意見、分かっていただけるでしょうか? 別にソニックが嫌なわけではなく、増しては悪でもないのです。そもそも私の視野に『かっこいい』ソニックの姿は無いのですから、ソニックの評価というものは全くの無なのですよね。
私の目に飛び込んできたのはある日の『テイルズ』です。白い背景のポスターにその姿があり、『あれ、このキャラって何だろう?』と調べているうちに、すぐ隣に立っていた黒っぽい物体に気付き、それが『ソニックだった』という結果論なわけですよね。…で、タイトルが『ソニック・ザ・なんたらかんたら』。
ああ、ソニックの新しいヤツか。
ってね。そうなったわけですよ。これが仮に『テイルズ・ザ・なんたらかんたら』というタイトルだったら、きっと目の色を変えた事でしょうね。いつでもホイホイとハードを変えてしまうSEGAに対して幼いころから警戒心を解かなかった私ですが、テイルズが主人公のタイトルであれば、長年に渡って緩めなかった警戒心もあっさり溶けていたかもしれません。そのくらいに私目線のテイルズは特別でしたね。