EP4のCharacter 以外のTIPSを紹介しています
うみねこのなく頃に まとめWiki より引用
マリアージュ・ソルシエール
原初の魔女マリア卿と、無限の魔女ベアトリーチェ卿の二人による魔女の同盟。
二人により画期的な魔法大系が生み出され、魔力の衰えていたベアトリーチェに絶大なる新しい魔力を与えることとなった。
この同盟の結成をもって、ベアトリーチェは真の意味で無限の力を持ったと言えるだろう。
第一条は、相互を魔女と認め、その魔法を尊重すること。
幼い縁寿が同盟に誘われたことがあるが、後に破門されている。
魔法大系
魔力を生み出す基盤のこと。
特に、共用することで機械的に魔力が得られるシステムを指す。
魔女にとって、自らの魔法大系を書き残し、後世に残すのはライフワークのひとつと言える。
しかし、凄まじき魔力の魔法大系であれば、比例的に難解となり、共用は困難となる。その結果、担い手が生まれないことになってしまう。
簡易な魔力のものであれば、共用も容易となるだろうが、その結果、御呪い程度の効果しかない魔法大系に落ちぶれ、最後には忘れ去られてしまう。
このバランスを取りつつ、後世に魔法大系を残すことこそ、魔導の醍醐味なのである。
魔導書
つまり、その魔法大系について記し、後世に伝えたものが魔導書なのである。
今日、世界でもっとも有名な魔導書は、2000年もの歴史を持ち、現在でも流通していて、今もなお新しい同盟員を獲得し続けているという。
その魔導書の真の名を語ることは禁じられており、ただ単に「本」とだけ呼ばれている。
ベアトリーチェの称号
ベアトリーチェは、魔女として「無限」と「黄金」の2つの称号を持っている。
これらは本来、異なる魔法大系からの称号であるため、彼女は2つの魔法大系を持っていると言える。
無限の魔女は、「無限創造」を基盤とし、彼女の比類なき無限の魔力の根源となる。
黄金の魔女は、「魔法実現」を基盤とし、空想の貴金属を顕現させる魔力は、希薄な魔法全てに顕現の奇跡を与える。
その2つをマリアージュ・ソルシエールにてさらに磨き上げ、「無限実現」という魔法大系に昇華させた。
その意味では、今の彼女は、無限と黄金の魔女ではなく、その2つの融合した新しい称号で呼ばれるべきである。
魔女について
魔女の定義は曖昧だが、ニンゲンを基準に考えた場合、それを超えた力を持ち、自由に行使できるならば、その時点で魔女であるとする説が一般的。
そして、それを自由に行使できる世界、あるいはカケラを、領地と呼ぶ。
多くの魔女はこの領地を出られないが、これを自由に出入りし、カケラ世界を回遊できる魔女を航海者と呼ぶ。
劇中では、ベルンカステルとラムダデルタがこれに当たる。
航海者について
異なる運命や境遇の世界をカケラと呼び、無限のカケラの海を自由に渡り歩くことの出来る魔女を航海者と呼ぶ。
高位魔女の別称でもあり、その魔力は、領地を出られない魔女のそれとは比べ物にならない。
ただ、特定の領地を持たないためか、価値観が安定せず、魂が希薄になりやすい。
その結果、カケラの海の藻屑となり消えてしまう航海者も少なくない。
彼女らの航海に終点はなく、むしろ終点から逃れるための旅だとすら言い切れるかもしれない。
航海者より高位の魔女は、造物主と呼ばれる。
造物主について
造物主は、無の海に1を生み出すことの出来る神聖な存在。
0より1をも、無限をも生み出し、瞬きするように0に戻せる。
あらゆる制約から解き放たれており、航海者たちは特に、神とさえ呼ぶという。
その意味では、原初の魔女マリアは造物主となることを約束された、選ばれし少女なのかもしれない……。
航海者たちは、自らの旅路の終点は、造物主になることだと恐れている。
なぜ、上位の存在に進化することを恐れるのか、当事者以外には理解できない。