覇王戦2日目

今週の天下リーグは強敵は居らず無敗。しかし、遠征出来ずコンディションが落ちていたのもあるが、17時の覇王戦で半兵衛持ちに1敗を喫してしまった。

啄木鳥陣形の弱点

これが今週の陣営なのだが・・・。まずこの啄木鳥陣形。1,2を囮にして残りの部隊で総攻撃をしかける陣形。必然的に1,2は総攻撃を受けるので統率、防御値の高い武将が求められる。また完成ボーナスを受けるには1,2,4,5は武田武将にしなければならない。

今回の長篠イベントでの報酬武将は、武田勝頼・穴山・土屋・馬場の4人。私のように他の武田武将は所持しておらず全投入するなら、1は馬場（行動順が1番手なら発動という特殊条件下のスキルを所持）で確定。

また2を穴山、4を土屋にしている方が多いが悪手で確実に勝率が落ちる。穴山は味方を高確率で庇うスキル、土屋は相手より初期総兵数が低ければ反撃をするという特殊条件スキルを所持する。1,2は自動的に総攻撃を受ける為、2を穴山にしてしまうと庇うスキルと相手の攻撃で一気に倒され、瞬時に前衛の1角が崩れてしまう。4に穴山を置けば仮に庇うスキルで倒されたとしても、3が残っているのなら中、後衛に影響はない。また4の土屋は仮にスキル発動条件が揃っていたとしても、前衛を失い倒されそうな状況で反撃を行っても効果は期待出来ない。統率、防御の高い反撃持ちは前衛に配置するのが鉄則なので土屋は2に置くのがベスト。特にこの陣形のように集中攻撃を受けるような場合はそれだけ反撃する可能性も高まる。よって2は土屋、4は穴山になる。

また勝頼はこの陣形の要となるので5に配置。つまりこの陣営は馬場と土屋と穴山で攻撃を受け止め、勝頼で攻撃力を上げていき、他の武将で倒すという事になる。

しかし馬場は統率はある程度高いが如何せん防御値が低い。どう考えても最前衛を張れる武将ではなく倒される時間も早い。また土屋もこちらが最初の総兵数が上回っている時点でスキルが発動しないので統率、防御は高いものの棒立ちになる。しかし、この陣形の最大の弱点は相手に騎馬部隊が多い場合。高確率で庇うを発動する足軽の穴山は瞬殺、前衛の土屋も足軽なので前衛の役割を全く果たせず、馬場も防御が低いので即倒される可能性が高い。

この時点で3人は早めに倒され劣勢になる。他の3,6,7に鉄砲部隊を配置すれば善戦する事も可能だが、今度は足軽の多い相手に勝てなくなる。また私の陣営に限れば、デバフ武将を編入していないので、【同格で騎馬が多く、半兵衛などのデバフ持ちの相手】には勝利するのが非常に厳しい。このままでは予選は勝ち進んでも確実にその先はない。という事で嫌で嫌で仕方ないが、将軍様に再度お出ましになってもらう事に。

将軍様の再出撃

防御値が非常に高い岡を下げて、再び将軍様を登場させ、将軍様らしく最後尾に鎮座させた。『は？ふざけんなよ、好き勝手使いやがってダボが。時代が時代なら斬首だかんな』と仰られていたが構わず戦いの舞台へ押し上げた。

飯を使い強敵と20戦程したが今回の発動率はまずまず。デバフ武将が居てもこちらも相手の攻撃力を下げる為、常に優位に戦えた。前回も数十戦将軍様を参加させたが、その時は全く働いてくれなかったのだが・・・。陣形に合わなかったのか、将軍様ご自身の体調が優れなかったのかは定かではない。

しかしこれでも騎馬中心の相手には勝てない・・・。という事で騎馬が多い部隊には掟破りの手法で勝負する事にした。

対騎馬：禁忌の啄木鳥戦法

陣形は兵種（指定がある場合は能力、陣営も）を一致させて初めて完成ボーナスを得る事が出来る。なので通常はそれに見合う武将を所持していない場合はその陣形は使わないのがセオリー。

しかし陣営、能力指定陣形の場合は陣営は一致していなくても、兵種、または能力が一致していればそれぞれ個々の兵種、能力ボーナスは得られる。当然完成ボーナスはないのでステが下がるが、啄木鳥陣形は完成ボーナスがそれ程高くもないので、極端に下がるという事はない。

という事で瞬殺される穴山に変えて、シルバー柳生宗矩（兵種すら違う鉄砲の岡でも問題ないが手数の多い柳生を選択）を配置。これなら居ないも同然の穴山には手数の多い柳生、そして統率値が減り初期兵数がダウンするので土屋の発動条件も高まり、総合的な攻撃力はこちらの方が圧倒的に高い。相変わらず騎馬に対しての優位兵種の鉄砲が居ないが、こちらも騎馬4なので十分。ステは低いが、スキルは馬場と土屋以外非常に強力なので1000超えとも互角に勝負が可能。以前は統率値と内政さえ高ければ無敵だったが、今ではスキルと配置、兵種の三すくみの利用が最重要になっている。因みに遠征で強敵と10戦以上してみたが、とりあえずは負けてはいない。

『そんな事するなら違う陣形使えよ』というのは最もだが、所持している陣形と武将で合わせられるのはこれしかないのでお許しを。