女神ソフィア討滅戦「Equilibrium」の歌詞
(BGM)歌詞
英語(English)
The sigh of the shifting seaThe kiss of the salt-sweet breeze
The white of her silken dress stained in red
A memory fading fast,
Her mother sits, eyes downcast
A torn uniform in hand, farewells unsaid
That once a certainty, lost in grief
A daughter's desperate cries, unheard pleas
Forsaken, beaten, tried, on her knees
A prayer passes from her lips
Into her soul the Goddess whispers:
"A heartbeat without harmony
Is moonlight without dark
The heart beat seeketh equilibrium
With balance will your worry part,
"So still this broken melody
And therewith shoulder thee
One last step only leaving
An empty hearth dawn by the sea
An empty hearth dawn by the sea"
日本語(Japanese)
移ろいゆく海の吐息潮風の口づけ
白き絹の衣が深紅に染まる
瞬く間に消えゆく思い出
座り込む母 目は伏せて
手にするは破れた軍装 別れすら言わぬまま
確かなことが 悲嘆の内に失われ
娘の泣き声 聞き遂げられぬ想い
忘れられ 殴られ 試され 跪く
唇からこぼれた祈りが届く
そして 女神は彼女の魂に囁きかける
「調和なき鼓動は
暗闇なき月光なり
心が求めるは均衡
平衡を保てば悩みは晴れよう」
「さあ 乱れた旋律を静めよ
さすれば残るは ひとつの重荷のみ
最期の一歩を踏み出せば
残るは 空っぽの海辺の家だけ
空っぽの海辺の家だけ」
【世界設定班レビュー】
昔々、南方大陸メラシディアの海沿いに、仲の良い三人一家が暮らしておりました。しかし、突如として侵攻してきたアラグの軍勢との戦いで、
軍人だった父親が戦死してしまいます。
母親に残されたのは、破れた夫の軍服だけ。
さよならも言えぬままに......。
ここから母親が豹変します。
悲しみのあまり、心の均衡を失った母親は、
愛していたはずの娘に暴力を振るうようになります。
ただ、それを受け入れるしかない娘がこぼした祈りの声が、
女神ソフィアに届いたとき、女神は娘の魂に囁きかけました。
調和を失った生は、暗闇を欠いた月光のようなもの。
心は常に均衡を求めるもの。平衡を保てば貴方の悩みも晴れるでしょう。
さあ、変わり果てて奇声を上げる母親を「静かに」させなさい。
そうすれば残る悩みの種はひとつだけです。
海に向かう崖から、最期の一歩を踏み出すのです。
そうすれば、空っぽになり、静かで完全なバランスを保った家だけが残るでしょう。
女神ソフィアはエオルゼアの南方に位置する大陸メラシディアにて、
「調和」や「均衡」を司る神として崇拝されているそうです。
この歌詞の内容も、そこで受け継がれた伝承からなるもので、
私たちもよく知っている「桃太郎」とか「一寸法師」に似た、
おとぎ話が元になっているそうです。
(「悪い子にしてると女神様がくるよ!」と叱られる子供もいたんじゃないかしら?)
しかし、調和と均衡を司る女神ソフィアが考える、究極の「均衡」が、
もし本当に「誰もいない状態」なのだとしたら・・・。
いやはや、恐ろしい話でございます。
<<公式ブログ:「女神ソフィア討滅戦の歌詞を和訳してみた!」>>
チンターマニとは?
チンターマニ、これを聞いて爆笑している方もいるかもしれないがこれは立派な仏教用語。日本語では「如意宝珠」という。
仏教において霊験を表すとされる宝の珠のこと。サンスクリット語でチンターとは「思考」、マニは「珠」を指す言葉で、「意のままに願いをかなえる宝」と解釈できる。如意宝、如意珠、または宝珠(ほうじゅ、ほうしゅ)と呼ばれる。
チンターマニの形状は、日本では一般的に下部が球形、上部が山なりに湾曲して尖ってい る。一方、チベット仏教の宗教画、建造物では下部が円柱として伸びており、上部が山なりに湾曲して尖っている。
一つの種類として、3つのチンターマニが積み重なり(一般的には下に2個横に並び、その上に1個乗った形)一つの火炎に包まれたものがあり、これは三弁宝珠と呼ばれる。
チンターマニは仏や仏の教えの象徴と考えられる。地蔵菩薩、虚空蔵菩薩、如意輪観音などの持物、三昧耶形とされる。チンターマニは無限の価値を持つものと伝えられており、祈りの対象となる。
チンターマニは通常、仏塔の相輪の最上部に取り付けられる。そのほかには仏堂の頂上に置かれることがある。
擬宝珠(橋の欄干など寺院以外の建造物の装飾)は、チンターマニを模したものとする説がある。
引用元:Wikipedia
発売情報
現在のところ、曲の販売はありません。次回発売予定のサウンドトラック集に収録予定です。
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