エースコンバット 2(プレイステーション)
思い出
幼い頃からシューティングが好きだった人なら、きっとこんな感じのゲームを待っていたのではないのでしょうか? そんな視点のゲームですよね。もちろん、乗り物酔いなどを起こす人であれば、リアルの追求は悪夢にも変化するのでしょうが、小さな頃からシューティングゲームをプレイし、それとは別に空を飛びたいといった願望をもつ私自身にとって、このゲームは仮にプレイしなくても絶えない魅力として脳裏に刻んだ事でしょう。
もちろん、ゲーム内容は最高です。それぞれの戦闘機のかっこ良さはもちろん、その当時の『ナムコらしいナムコのゲーム』という事で非常にマッチした作品だとも言える一作でして、既にプレイステーションを失った今でもソフトだけは所有しており、掃除の合間に目に入れては手に取り、脳内再生にてかつての興奮を思い返したりしています。…まあ、その空想の中ではエースコンバットのシリーズがごっちゃになったりしてるんですが。
ゲーム好きな人が良く言いますよね。『俺、あのゲーム○○周したよ』みたいな事を。
私がそういった類の会話をするならば、ネタの一つは間違いなくエースコンバット2でしょう。それこそ何周したか判りませんよ。
ドックファイト…いいなぁ…。なんて言ったら、本当に命懸けで戦っている方々に怒られるんでしょうね。
リアルはより興奮しますが、それにも程がありますね。だから『ゲームの範囲』に収めている…、または『リアルの限界だった』この頃のナムコは好きなんですよね。
本来の戦争に綺麗事はありませんからね。もしもリアルを追求するなら、血まみれドロドロの作品を期待します。現実に潜むリアルを知った人々の恐れから世界の平和が一歩近付くのでは?
はなうたBGM
作戦空域内を好き勝手動き回れるゲーム性、そしてシナリオとはいえ、進行する会話による状況変化、自機のミサイル音やエンジン音…。それらがBGMの全てです! いや、ちゃんとBGMは流れていますが、このゲームにはそれすらも勿体無い存在です。今を必死に飛ぶ! 目前の敵を追撃する! 後方に付かれた敵をなんとか振り払う! 狭いビルの間を回転しつつ機敏にくぐり抜ける! 飛来するミサイルを限界で回避する! そして狙い過ぎた敵空母にダイナミック着艦で作戦失敗…! これらがBGMの全てなんです!!…………あれ?
実は最も好きなシーンが『ブリーフィング』と『デブリーフィング』だったりします。自機の矢印がグネグネ動くのが好きでした。
出来ればおまけ要素でヘリが操縦したかったなぁ。
もしも人が空を飛べたら
多くの人がきっと、どこかの時期で考える事だと思います。出来ないからこそ叶えたい願望というものが人には少なからず存在し、私の胸の中にも様々なものが詰まったままこうやって成長しました。そのうちの一つが空を飛ぶというものであり、鳥のように自由気ままに自分の身体で飛ぶ事が出来ればどれだけ楽しい事だろう…、なんて、未だに思ったりもします。まあ、色々と科学的に分析すれば、それはそれでしんどい結果が待っているのでしょうが、知った事ではありません。夢ですから。
…と、ここに記しつつ、脳裏に浮かんだ空飛ぶ利点。
『渋滞、無視できるなぁ…』
むーぅ…、いつの間にか私も社会人に染まっていたようです…。非常に残念な事を考えてしまったものですね。
ではまた。