メタルホーク(アーケード)
思い出
『サクッと50タイトル』…と言えば『そりゃねぇだろぅ!』と言われそうな大ウソになりますが、どーにかこーにかここまで辿り着きましたね。『アーケード版メタルホーク』のお話です。早速参りましょう。 このタイトルはその頃通っていたゲームセンターに設置…というか、鎮座していて、タイミングが良過ぎたのか悪過ぎたのか、誰かがプレイしていたところを見た事が無かったのですよね。
デモ画面を見る限り、どうにもつまらなそうな感想は持たなかったのですが、とにかく誰も近付く事が無い筺体だったので私も気にしつつも通り過ぎる一人でした。まあ、理由は他にもあって、店の出入り口のすぐ隣に設置されていたものですから、プレイする姿を誰かに見られたくないという思いも個人的にありましたがね。
最高…!
私、個人的にヘリコプターが大好きなんですよね。『どうして好きなの?』と尋ねられれば答えにきっと困るのでしょうが、何でしょう…好きなんですよ。
操作性も難しくなくとにかく爽快の一言。ターゲットによって獲得できるポイントに差はありますが、クリアさえ出来るなら目につくもの全てを破壊するのが私の唯一の目的でしたね。
なんて言っても、そこはゲーム。お店は、メーカーは容赦なく100円玉を奪いに来るわけですから難度もそれなりに高いのが印象的でした。
残念ながらこのゲームに触れる事4~5回程で撤去されてしまいましたが、自分にもっと行動力があったならば幾らでも投資して全面クリア…とまではいかないにしても、そこそこのステージまでは進む事になったでしょうね。私の性格上の話ですが。
ところで、今でこそ探せばあるのかも知れませんが、メタルホークが撤去されてから数年間、私なりに何かしらのハードへの移植を期待していたのですが、これが移植の『い』の字も無かったんですよね。少なくとも手持ちのハードには無かった様に覚えています。まぁ、もともとが体感ゲームですので家庭用でプレイしてもあの爽快感はきっと出なかったと理解すれば、それはそれで素晴らしい思い出のまま残される事となり、実際そうなりました。
はなうたBGM
記憶の奥底を流れ続けるBGMに文句のつけようはなく、わざわざ不満を表現する個所はありません。戦況を逐一伝え続けられるある種のドラマチックな展開に相応しくない、…それでも確かな爽快感を覚える曲調は私にとって神曲と言っても大袈裟ではないですね。…すいません、数えるほどのプレイ数で正直BGMなんか覚えていません!
でもねでもね、聞いて聞いてっ! ほんとに凄いのっ! 聞いてて気分いいのっ! 体感ゲームの特徴というか、プレイ中はいつでもぐいんぐいん体が振り回されている感覚に陥っているんだけど、けっこう耳に入ってきちゃうのっ! BGMっ! ボイスっ! 気ン持ちいいのっ!!
正確な曲なんて覚えていなくてもいいんだよ~。あの爽快感全てがメタルホークのBGMなんだよ~。
スンマセン、区切りの№50でこんなんで…。反省はしませんが。
自分に備わるルール(人はそれを知って『だからなに?』と思う)
『メタルホーク』というタイトルは私にとって紛れもない名作なわけですが、自分なりに『名作』と表現してしまう幾つかの『理由』を思い付きましたよ! …誰です?『興味無い』とか思った方! そんな方はこのサイトに留まる事を許…しますから、どうぞ興味無くとも目を通して下さい。お願いいたします。 まずはアレですね。気にしながらも実際にプレイするまでにアホほど時間を要した所ですかね。絶対に自分にとって面白い! 確実にハマる! …とか思いつつも、出入り口目の前、螺旋階段の真下に位置し、誰からもどこからも見られてしまう恥ずかしさを思うとなかなか手が出せなかったんですよね。しかし、その時間が非常に長かったが故に感じ取った爽快感は私にとって本物だたんですよ!『待てば待つほど美味しくなる』みたいな、過去の永谷園のコマーシャルを思い出したものです。ちらしずしだっけかな?
次にはプレイ回数の少なさですね。ばっちり自分に合ったゲームは連続してプレイするとすぐさま感動が薄れるものです。私は大好きなおかずほど後に食べるタイプ。…というか、いちばん最後に食べて食事を終える性格なので、メタルホークのプレイもゲームセンターのシメみたいな感覚でしたね。当然シメなので、空いているからと言って直ちに乗り込んだりしません。コレ、私ルール。
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