FF14 世界設定 †グリダニアメインクエスト3「那由他の精霊」
†グリダニアメインクエスト3「那由他の精霊」
Playerがグリダニアでの生活に慣れてきた頃、冒険者ギルドのミューヌに「この頃、鎮守の森の精霊に頼まれごとをした」という冒険者が多いとの話を聞く。帝国の占領都市アラミゴに近いからか、恐ろしい蛮族共のせいなのかはわからないが、森は敵の侵入を許すことが多くなっているのは事実だそうだ。今回の結界が破られるという騒ぎも何かが起きる前兆かもしれないと話す。
イダ「おひさしぶり。またお客様が来たよ。」
そこにイダとパパリモが来店する。
イダはミューヌに問う「冒険者の人たちに、帝国と戦争しろって依頼は来てない?」
突拍子も無い質問にも、ミューヌはそんな依頼は来ていないし、あったとしてもお断りすると答える。鎮守の森の精霊達が帝国と戦うべきではないと、幻術士に話しているそうだ。
パパリモはグリダニアで、帝国と戦うための準備が進んでいるという噂を聞き、このような質問をしたと説明する。
「あんたたち、グリダニアに、なにしにきたんだよ!」
そこに以前、アトリエ「フェン・イル」で出会ったクリムが店にやってきた。彼はイダとパパリモの姿を見るなり、グリダニアになにをしにきたのか、精霊になにか頼まれたのかと問い詰める。ミューヌの制止も構わずに、グリダニアからでていけと言い放ち彼は去ってしまった。パパリモとイダは彼が「古樫の高堂」に住んでいると聞き誤解を解きに行くと店を去った。そしてミューヌはPlayerに、奉納祭で使う仮面が出来上がる頃なので「古樫の高堂」を尋ねるように勧める。
木工ギルド「古樫の高堂」にPlayerは到着する。
そこにゼゼクタが現れ、奉納祭りで使用する「禊の仮面」を被ってみるように言われる。奉納祭ではこの仮面をかぶり踊ることにより、仮面に穢れが移るという仕組みになっているそうだ。トレントに追われたということは、かなりの穢れを持っているということになり特別な仮面が必要とのことだ。
仮面はPlayerにピッタリのサイズとなっていた。だが、この仮面でも確実に穢れを取ることが出来るかはわからないという説明を受ける。穢れが強すぎると、仮面自体が壊れてしまうこともあるそうだ・・・。仮面について説明を受けているとそこにファイが現れる。
彼女はクリムを探しているようだ。公園にクリムがいることを知ったファイはそちらに向かった。森でモーグリに「仮面は壊れていない」と伝言を頼まれていたことを思い出し、公園にいるファイのもとに向かうことにする。
クリム「それはほんとうに、森に精霊がいるならのはなしだよ」
公園へ行くと、クリムとファイが話をしていた。ファイの兄である「ダンスタン」、そしてクリムの両親は「鬼」となってしまったようだ。「鬼」とは精霊の怒りを買い、一生涯、森をさ迷うことになった者。この穢れを払うため、ファイは禊の仮面を作っているのだという。しかしクリムは精霊の存在そのものを信じていない様子だった。一人残されたファイにモーグリの伝言を伝える。
ファイに仮面が壊れていないというモーグリの伝言を伝えると、彼女は大変驚いたようだ。モーグリと話せるPlayerのこと、そして仮面が壊れていないにもかかわらず、なぜ兄の穢れを落とすことに失敗したのかということに。そして、Playerに森でまたモーグリに会ったら、「鬼」となった者を元に戻すにはどうすればいいか聞いてくれないかと懇願する。
「古樫の高堂」に戻るとパパリモとイダが来ており、ゼゼクタと話していた。クリムとファイの家族は、都市アラミゴを占領している帝国兵と戦ったために森の精霊たちから怒りを買い、鬼となってしまったのだという。自身の穢れは無事に落ちるのだろうかという心配をするPlayer。
「古樫の高堂」をあとにし、冒険者ギルドのミューヌと連絡をとると、幻術士のエ・スミ・ヤンが禊に出席する参加者に会いたいと言っている事が分かった。どうやら彼が奉納祭で祝詞を読むそうだ。彼に会うためにグレートローム小農場に向かう。
サンサ「精霊が本当にいるからファイちゃんは悲しんでいるんだよ。」
グレートローム小農場に行くと、踊りの練習で出会った子供達が精霊のこと、ファイのことで騒いでいた。そこにフフチャとエ・スミ・ヤンが訪れる。彼らもファイのことを気にしているようだ。ファイから頼まれたことをエ・スミ・ヤンに伝えると、鬼を人に戻す方法をモーグリに尋ねるため、モーグリの好物とされるパールクローバーの実が採れる場所を教えてくれた。
「そのパールクローバーの実、おくれクポ」
森の中、エ・スミ・ヤンに教えられた場所でパールクローバーの実を発見する。するとすぐにモーグリが現れる。実のかわりに、鬼を精霊に戻す方法を精霊達に尋ねてくれるという。
森を散策していると傷のついた木を発見する。モーグリに黙って、傷つけた悪い子がいるとモーグリは話す。森に響き渡る木を打つ音。音の出所を探すと、そこにはクリムがいた。彼は精霊が存在しないことを証明するために大木に傷をつけていたのだった。クリムが精霊の存在を信じなくなった理由、それは「鬼」となった人たちを森で見かけただからだという。それを聞いたモーグリは森の奥の遺跡に住み始めた人たちのことなのかと聞くが・・・。精霊のせいにすれば、みんな何でも信じ、何を言っても「鬼」になったということになってしまった。危険だから誰も探してくれないそうだ。モーグリがなだめてもクリムは納得せずに走り去ってしまった。
その後、木の精霊に鬼となった者を戻す方法を尋ねてくれるモーグリ。森の精霊の怒りは、簡単には解けない。幻術士に頼んで、命がけの禊が必要になるという。さらに精霊はPlayerに頼みたいことがあると続ける。ファイという名のヒューランの子が森をさ迷わないようにしてほしい、だそうだ。グレートローム小農場に戻ることにする。
「それ、つまり、あなたが精霊のお客様だということよ?なんてことかしら。幻術士の方々にお教えしなくっちゃ!」
グレートローム小農場でフフチャに報告した。精霊に願いを託されたPlayerは精霊の客と見なされるようだ。このことを幻術士に告げるため、フフチャは急いで去っていた。
冒険者ギルドのミューヌに報告すると、神勇隊がPlayerに興味を持っていると告げられた。「神勇隊指令砦」に向かう。
「神勇隊指令砦」に着くと奥へと案内された。幻術士オ・アパ・ペシと神勇隊隊長リュウィンがやってきた。彼らの話では森の結界を破った犯人は、ファイの兄ダンスタンだという。ダンスタンは過去にグリダニアから追放された者であり、彼もまたファイを探しているそうだ。妹であるファイを助けるために・・・。オ・アパ・ペシに鎮守の森で彼らを見つけたらすぐに教えるようにと頼まれた。
どうすればダンスタンを見つけることが出来るのだろうか、冒険者ギルドでミューヌに尋ねる。ダンスタンは森に詳しい。駆け出し冒険者ごときの前には決して姿を現さないという。探している暇があれば腕を磨いたほうがいい。そうすれば神勇隊の森狩りに参加できる機会が与えられるかもしれない、そこで活躍するのが全うな筋道。だそうだ。
「那由他の精霊」の那由他とは数の単位。「極めて大きい数」を表し、具体的にいくつを示すかは時代や地域、人による異なるという。