FF14 世界設定 †サブクエスト 事件屋クエスト1「旅館『とまり木』の約束」
†サブクエスト 事件屋クエスト1「旅館『とまり木』の約束」
ヴァ・コロロン
「えいにゃー!細かいことは、どうでもいいにゃ!
緊急事態にゃ!つべこべ言わずに、聞いてほしいにゃ!」
グリダニアの旅館「とまり木」を利用しようとしたPlayer。受付のヴァ・コロロンに話しかけたところ、彼女はとても焦っていた。話を聞いてみると、旅館を利用した客が、古ぼけた鞄を忘れて帰ってしまったらしい。今なら急げばまだ間に合うとのことで、鞄を届ける事になった。忘れた客は、黒い麦わら帽子の大きな男性らしい。その客は、循環飛空便乗り場「グリダニア・ランディング」に向かったようだ。飛空便に乗られてしまうと探すのが大変だ。急いで追うことにした。
ファールアール
「って、その鞄は、確かに俺ンだが・・・あのな。そいつァ、客室に捨てていったつもりなんだ。」
グリダニア・ランディングで、黒い麦わら帽子をかぶった大男ファールアールを発見する。彼に古ぼけた鞄の件について聞いてみると、やはり彼の物であったようだ。だが彼は、鞄は忘れたのではなく、捨てたのだと言う。彼の言うとおりに鞄の底を見てみると、長い間使っていたからか、底が抜けてしまっていた。それでも、受付のヴァ・コロロンは大事なものだと思って届けてくれたことを告げると、彼は少し考え、話はじめた。
どうやら彼は、リムサ・ロミンサから来て、グリダニアの野菜を買い付ける仕事をしているらしい。だが、買い付けた野菜の中に形が悪く、注文どおりいかないものを処分すると、「食べ物を粗末にするな」と、グリダニアの人間は怒るのだという。かといって、彼も好きでやっているわけではなく、勿体無いと思いながらも、商売相手は一流であるため、妥協すれば彼はすぐに仕事を無くしてしまうのだ。そんなこともあり、グリダニアの人間と彼はよく喧嘩することがあったので、グリダニア民を頑固で自己中心的な人々だと思っていたようだ。
だが、今回の件でそうではない事に気付いたという。グリダニア民は、物を心底大切にしているということがわかったのだ。グリダニア民に敬意を表して、穴のあいた古ぼけた鞄をきっちり修理し、これからも使い込むと言ってくれた。Playerは、無事に頼まれごとを終えることが出来た。
ヴァ・コロロン
「鞄を作るのには、革が必要にゃ。
そして、その革は、もとは 森を駆け回っていた命にゃ。
あたしたちは、森から命をもらって、物を作ってるにゃ。」
ヴァ・コロロンに鞄を無事に届けた事を報告した。どうやら安心してくれたようだ。彼女の話では忘れ物をする人の多くは、別の都市の人らしい。グリダニアの人間は物を大切にするため、普通は忘れ物はしないらしい。そして、彼女に森と精霊に感謝して、物を大事にするようにと言われた。
事が落ち着いたので、宿泊者名簿に名前を登録してもらった。これで、今後はこの旅館を利用できるようになったらしい。早速利用しようと手続きをしてもらっていると、背後から声が聞こえた・・・。
ヒルディブランド
「フフフ・・・見えますよ・・・!
ヒルディブランドの二つの目が、清廉なお嬢さんをキャッチ!
そこのお嬢さん!先ほど、何かお困りでなかったでしょうか?」
ヴァ・コロロン
「にゃ?誰にゃ?
忘れ物のことなら、Playerが助けてくれたにゃ!」
ヒルディブランド
「ほう、どうやら先をこされたようですね。
まさか、私の・・・ファン?」
ヒルディブランド
「おっと、自己紹介が遅れましたね。
私は旅の事件屋、ヒルディ・・・・・・ッブランドゥ!
私は独自に、各都市の宿の防犯調査を行っていたのです。
皆さんの安らかな寝顔を、卑劣な事件から守りたい!
何かありましたら、是非、私にご相談ください!」
ヒルディブランド
「しかしここは、すてきな街ですね!
静かな森、神秘的な謎の気配、そして高まる私の心!
『カーラインカフェ』でいただいたサラダも、実に美味でした!
それでは、失礼!」
ミューヌ「えーっと・・・彼、サラダの代金を払い忘れているんだけど・・・。」
謎の自称事件屋のヒルディブランドという人物が現れたが、何をしたいのかわからないまま去ってしまった。
無事に宿への登録も出来たので、旅の疲れをとるために休息することにした。