FF14攻略記事

FF14 世界設定 †サブクエスト 事件屋クエスト4「対価の報い」

†サブクエスト 事件屋クエスト4「対価の報い」




「ダラガブが落ちるぞー! 早く逃げろー!」



 宿屋「ミズンマスト」で眠っていると、例の叫び声が聞こえてきた。またもや武器泥棒の仕業だろうか?用心して部屋を出る。


ミートシン
「なんつってな。ガッハッハ、驚かしちゃってすまんね。」

 声の主は、宿屋の係員ミートシンであった。どうやら彼の悪ふざけだったようだ。だが、彼は有益な情報を持ってきた。先ほど、バラクーダ騎士団が知らせにきたらしいが、冒険者を狙う武器泥棒の一味のアジトが判明したらしい。「キャンプ・ビアデッドロック」の北西にあるそうだ。


ミートシン
「お前さんも『武器泥棒』を追ってるって噂を聞いたぜ?
バラクーダ騎士団もアジトに向かったらしいが・・・
先にとっ捕まえて、手柄を立てちゃどうだい?」

 Playerも武器泥棒のアジトへと向かうことにした。



バートランド
「君も、ガウィンを追ってきたのか?
残念だが・・・我々が到着したときには、
容疑者ガウィンは、すでにここから逃亡していた。」

 アジトにはイエロージャケットが到着していた。話を聞くに、容疑者ガウィンは既に逃亡していたそうだ。かろうじて捕らえた下っ端を問い詰めたところ、ガウィンはさらに北西の方角に向かって逃げたそうだ。Playerにも捜索の協力を依頼された。ガウィンを探すため、北西へと向かう。







ガウィン
「お前は・・・俺のまわりをチョロチョロしてた冒険者か」

 ついにガウィンを発見した。


ガウィン
「・・・ったく、そのしつこさに免じて認めてやるよ。
ご想像どおり、冒険者の武器を頂いているのは、俺達『紅月商会』だ。
だが勘違いするな、俺達は盗賊団じゃなくて、知的な『商業団体』だ。」

 彼は、一連の事件の関与を認めた。そして話し続けた・・・。


ガウィン
「・・・冒険者なら、小月『ダラガブ』巨大化の話は知ってるだろ?
『ダラガブ』の異変はガレマール帝国の陰謀で、
各都市が帝国との最終決戦に突入するって噂も・・・」

「戦争になったら、武器が山ほど売れる!
15年前・・・帝国のアラミゴ侵攻のときもそうだった!
あのときも、各都市の武器需要は一気に高まったんだ!!」


ガウィン
「・・・15年前、貧しい鍛冶屋だった俺の親父は、
俺に『飯をいっぱい食わせてやる』っつって
死ぬほど武器を作り・・・そんで、働きすぎて本当に死んじまった。」


ガウィン
「残ったのは、商売のいろはも知らない俺と大量の在庫。
冒険者どもはそこへ押し寄せてきて、親父が命がけで作った武器を
二束三文で買いたたいていきやがったんだ・・・」


ガウィン
「・・・だから、今回の『仕入れ先』として冒険者を選んだのさ!
親父の武器を、タダ同然で奪っていったお前らだ!
武器の一本や二本、俺に返してくれたっていいだろう!?」

 ガウィンは、彼が冒険者から武器を盗んでいる理由を話した。Playerがその事実に戸惑っていると、彼の仲間が現れた。


ガウィン
「さて、と・・・お喋りはここまで・・・
時間稼ぎはおわりだ。」


ガウィン
「さあ、お前ら!やっちまえ!」

 ガウィンの指示で周りを囲まれたPlayer。彼らは次々と武器を抜いていく。









!?



 あれ、なんか混ざってる・・・。


ガウィン
「・・・って、おい!
見張り野郎が混ざってるぞ!」


ヒルディブランド
「なんと!貴方が見張り野郎!?」


ガウィン
「いやいやいや!お前だよ!」

ヒルディブランド
「なんですって!?
親分、私は見張り野郎なぞではありませんぞ!」

ガウィン
「誰がお前の親分だ!!
俺の仲間に、そんなイカれた格好の奴はいねぇ!」


ヒルディブランド
「ふーむ、私の変装を見破るとは、なかなかの切れ者・・・。
バレてしまっては仕方ありません!」


ヒルディブランド
「私はエオルゼアを放浪する、大胆不敵で知的な紳士・・・。
その名も・・・」


ヒルディブランド
「事件屋ヒルディブラン・・・ドゥッ!」



・・・・・・・・・


ガウィン
「い、いや・・・お前の名前なんか、聞いちゃいねぇよ!
おい、お前ら! まずは事件屋とやらをとっ捕まえろ!」


ヒルディブランド
「ちょ・・・あの・・・み、みなさん、どうか落ち着いて!
ここはひとつ冷静に、話し合いで解決を・・・」

 本人としてはしっかりキマったつもりだろうが、いきなりピンチが訪れる。そこに、声が聞こえてきた。


ナシュ・マカラッカ
「あ~、その声、もしかしてヒルディブランド様ですか~?
やっと見つけました~!」


ナシュ・マカラッカ
「見た目が全然違うから、ナシュ、わかりませんでした~!
近くで会った騎士さんたちも、人探しをしてるっていうから、
一緒に頑張って探してたんですよ~! よかったー!」


ヒルディブランド
「おお! 我が助手、ナシュ!」

 ヒルディの助手、ナシュが現れた。彼女はずっとヒルディの変装に気付いていなかったそうだ。そして彼女はイエロージャケットの騎士も連れてきた。


バートランド
「『紅月商会』だ! 捕らえろ!」


ガウィン
「リムサ・ロミンサのイエロージャケット!? しまった!」




ヒルディブランド
「ちょ、その、わ、私は違いますぞ!
これは変装用の衣装であって・・・」


ヒルディブランド
「ワァーーーーーッ!」

 イエロージャケットの突入により、紅月商会のメンバーは捕らえられた。ついでに、ヒルディも捕らえられた。



 必死の説明により、ヒルディの立場が証明され、連行を免れたようだ。


ヒルディブランド
「フウ・・・! 私の華麗な変装と巧みな話術による足止めで、
なんとか『紅月商会』を捕まえることができましたな!」


ヒルディブランド
「フフフ・・・独自にここまで辿りつくとは、
Playerさん、あなたなかなかやりますな!
もしや、私のファン? いや、それとも『運命の友』・・・?」


ヒルディブランド
「それにしても、小月『ダラガブ』ですか・・・
ヒルディブランドの頭の触覚が、事件の兆しを・・・キャッチ!
これは特大な事件の予感ですぞ!!」

「ご安心ください! エオルゼアの平和は、私が守りましょう!
『運命の友』であるPlayerさんとは、
またどこかで出会うことになるかもしれませんな!」


ヒルディブランド
「それでは、この度の事件。
これにて解決!」

 勝手に話が進み、事件が解決していた。なんだか違う気もするけど、これも彼の実力なのか・・・?勝手に運命の友にされてしまった。たしかに小月ダラガブの行方は気になるが・・・。

 今は、とりあえず事件が解決したことを喜ぶことにした。


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