『ワイバーン』のステータスと使い方を徹底評価
ステータス(初期値)
タイプ | 進撃 |
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攻撃力 | 210 |
防御力 | 200 |
体力 | 333 |
召喚コスト | 3 |
最大召喚数 | 4 |
攻撃回数(分) | 30 |
足の速さ(分) | 60 |
DPS | 105 |
ターゲット | 中距離[単体] |
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砦への反応 | 無し |
サイズ | 中型 |
スキル
- ワシヅカミ
レベルアップで掴む確率が増す。
キャラ解説
上空から地を這う獲物に狙いを定める空の王者!
ワイバーンは数少ない上空飛行キャラの一体。近接攻撃と、一部の例外を除いた中距離攻撃を寄せ付けず、ワイバーンを攻撃できない敵のキャラは同直線上にいるワイバーンを無視して直進するため、通り過ぎるまでの間は空から一方的に攻撃できる。
スキルの効果は敵の中型以下のキャラを掴み上げ空へ連れ去ることで、ワイバーンが倒れるまでの間無力化させるというもの。
…と、説明だけ見ると非常に強力なキャラ思えるが、ステータス面はとてもコスト3のキャラとは思えない程に貧弱。
一部のキャラ以外の攻撃を受けない、というメリットをどこまで活かせるかが課題となる。
扱い方と注意点
基本的にワイバーンを戦力として計算するのは得策ではない。キャラの相性の差が大きいバトルシステムとは言え、序盤はお互いに総戦力同士のぶつかり合いになる。
何故なら戦力というのは数の差が最も重要になるため、召喚玉を最大数持っているゲーム開始時こそ最大限の戦力を出しきる必要が出てくる。
最初第二砦付近での衝突で圧倒的大差をつけられてしまうと、その時点で勝負が決してしまうためだ。
つまり序盤では「倒れにくさ」よりも「相手により多くの被害を与える」という要素の方が重要になる。
つまりデビルやマタンゴのような優秀な範囲攻撃を持つキャラ、または低いコストで最大限に後衛への被害を減らすことのできるオークといった、集団戦でこそ真価を発揮するキャラを多く採用した方が有利ということになる。
そこでワイバーンのステータスに目をやると、3というそれなりに高いコストが必要にもかかわらず単体攻撃、しかもDPSは105と非常に低い。
同じコストを3消費するのであれば、例えば同じ中距離攻撃キャラである魔法使いなら3体召喚でき、その場合のダメージ効率は
74(魔法使いのDPS)×3=224
と、単純計算でワイバーンの倍以上のダメージ、しかも範囲攻撃になる。
仮にスキルによって相手前衛を無力化できた場合でも、火力の低いワイバーンを高いコストを支払って採用している分、こちらの戦力は低下しているため押し負けやすくなり、結果的にワイバーンが落とされればせっかく掴んだ敵を元に戻してしまうだけになる。
序盤からワイバーンを召喚するケースとしては、相手がほとんどの召喚玉を消費しきった時点で、敵の後衛に対空キャラが少ない、または一か所に偏っていていないレーンがある場合のみにしよう。
総力戦が終わり、お互いに生き残った少数のキャラで攻防を繰り広げるときがワイバーンの活躍できるタイミングになる。
前線にいる中型以下のキャラは一先ず無視するか、耐久力のあるキャラを当てて時間を稼ぎ、対空キャラを集中的に攻撃してワイバーンが活躍できる土台を作る。
その後、相手が新しく追加した壁キャラや、自陣深くまで切り込んできたキャラの前に召喚してスキルで無力化させよう。
アーチャーや魔法使いに弱いとは言え、流石にそれら一体でワイバーンを止めることはできないので、相手の召喚玉が尽きたタイミングで召喚すればすぐさま対処されることは無い。
そして相手がワイバーンを処理できるだけの召喚玉が溜まったということは、こちらも同じだけの召喚玉が溜まっているということ。
対空攻撃キャラを蹴散らせるキャラを召喚し、更に深く進撃して城壁を破壊しよう。
ただ攻撃させるだけのキャラとして見れば、ワイバーンのコストパフォーマンスは非常に悪いので、スキルの発動による敵の排除とその状態の維持を前提とした運用をすることで活躍の場が見えてくる。
相性の良い味方キャラ
- 【ゴブリン】【[page:リザードマン】【[page:ゴーレム】
早々に砦を占拠してしまえば、相手はワイバーンに対処するためのキャラを召喚する場所が限られてしまう。
そこに戦力を当ててそれらを蹴散らしてしまえば、後は悠々と空から一方的な攻撃を加えることができるようになる。
その際に、複数の小型キャラの処理に向いているリザードマンやゴーレムなら早々に殲滅でき、ワイバーンへの被害を抑えることが出来る。
相性の悪い敵キャラ
- 【アーチャー】【[page:魔法使い】【大砲】
1対1では流石にワイバーンが勝つが、コストと最大召喚数の差によって基本的に複数体から攻撃されることになる。
ワイバーンだけでは対処する方法は無いので、どうしても他のキャラに頼る必要が出てくる。
大砲の場合は2発ほど撃たれると撃墜されてしまうが、その場合は相手の消費コストが4になるので、まとめて倒されない限りは撃った方が損をするようになっている。
できるだけ分散させて配置させることで、対空手段の持たない相手ならアドバンテージ差で有利に戦える。