対戦についての考察【キャラ購入編】
城とドラゴンには様々な能力を持ったキャラが存在するが、どのキャラを購入するかについてはよく考えて吟味する必要がある。
何故なら何体キャラを所持していても、実際のバトルではその中から剣士とリーダー(イベント等の例外有り)を除く5体がランダムに選ばれた『ランダムデッキ』で戦うことになるからだ。
キャラを多く所持するということはその分デッキが毎回全く違ったものになる可能性が高くなるという問題が発生する。
もちろんそれは利点でもあり、城ドラ特有の面白さでもあるのだが、勝率を高くすることが目的であるなら戦略の安定性を大きく下げる要因になる。
せっかく最強の布陣を考えても、必要なキャラが集まらないということが起こり得るためだ。
またタマゴの購入費用の問題もある。
城レベルが上がったときにもらえるCPでは、とても全てのキャラを購入することはできない。
そのため何も考えずに他の手持ちのキャラと相性の良くないキャラを購入してしまうと、せっかく貴重なCPを消費したのに戦力の強化に繋がらないという可能性も出てくる。
多すぎてもダメ、選択を誤ってもダメとなると、一体何をどう買えば良いのか。
それをこのページで考えていくことにする。
デッキの方向性
効率を重視してタマゴを購入していく場合、二種類の方向性がある。
一つはできるだけ汎用性の高いキャラをコストや役割のバランスを取りながら購入し、弱点を減らすことでデッキを丸くするというもの。
これは例えば、壁役には耐久性能とコストの低さから相手を選ばず使えるオークを採用し、後衛には同じように扱いやすくクセの少ないアーチャーや魔法使い、マタンゴを。
あとは攻守に安定して強いゴーレムを加え、このままでは全体的にデビルに対して弱くなるので、そこを補えるスケルトンを購入する、といった具合に相手の編成、戦況を問わず、柔軟に戦えることを目指す。
もう一つは、「一点に戦力を集中させての敵陣突破」や「迎撃キャラで固めて徐々にアドバンテージ差をつけて後半押し返す」といった、一つの戦略を決めて、その戦略に合致するキャラを中心に購入していく、いわゆる尖ったデッキ編成をするというもの。
この場合、相手の編成による得手不得手が大きくなるものの、得意な相手には多少レベルや実力に差があっても有利に戦うことができる。
方向性は違えどどちらのコンセプトでも勝ちを狙いに行くことができるが、この時に戦略に合わないキャラを購入していると、それがバトルで選出された際に戦略の一貫性が失われ(そのキャラが偶然相手の編成に対するアンチキャラだった場合を除き)安定性を下げる要因になってしまう。
例を挙げると、剣士、アーチャー、魔法使いといった小型キャラを大量に召喚し、数で押す戦略を取ったとする。
この三体の他にランダムで選ばれたキャラの中に、マーメイドがいたとして、それが同コスト(2)の他のキャラと比較して活躍できるかというと、その可能性は低いと言わざるを得ない。
マーメイドのスキルによる睡眠効果は攻撃を受ける程解除される確率が高まるため、攻撃の手数で勝負するような編成に加えると効率が悪いからだ。
同じコスト帯でも、仮にこれがスケルトンなら、苦手な大型や高耐久への対策となり、マタンゴなら範囲攻撃と毒が役立つ場面もあるだろう。
「戦略上必要なキャラがデッキに組み込まれなかった」という状況を少しでも避けるためには、現状(3月初旬現在)では戦略と噛み合わないキャラを購入しない、という方法を取るしか無い。
戦略(コンセプト)に沿って購入しよう
まずはどうやって勝ちたいかということを決めて、その目的に沿ったステータス、スキル持ったキャラを購入しよう。
それによって自ずとリーダーとなるキャラも決まることになる。
あとは同じように戦略に合致するキャラ、その戦略の弱点を補えるキャラに絞って購入していけば、ランダムデッキによるキャラの偏りがあったとしても大まかには同じパターンで戦えるようになるので、ランダムデッキによって選ばれたキャラが戦略に噛み合わず負けた、という状況を回避することができる。